講談社文庫<br> 否認 どうして言わないの

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講談社文庫
否認 どうして言わないの

  • 著者名:堀田力【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2019/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062633079

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内容説明

父が贈賄罪で逮捕・起訴された! 会社のためにしたことなのにと、父の身を案ずるジュンの前に2人の青年弁護士が……。否認との闘いである汚職事件の捜査を通して、被告人とその家族の揺れる心情、企業の思惑、法廷での攻防を描く。元東京地検特捜検事にして初めて書きえた法廷サスペンス。汚職事件の実態追及、渦中の人間模様と恋愛感情、息づまる法廷内の攻防……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

50
著者は元東京地検特捜部の検事。ロッキード事件では田中角栄に論告、求刑をした程の人物。本作は公共事業における入札での贈賄事件を扱っているが 著者は書いた時点で検事であったが この物語の主人公は弁護士。普通 こういった事件では真の黒幕は捕まらず 秘書だの部課長クラスの人が自殺 若しくは全ての責任を負う、、、それが現実なんだろうなぁと。しかしここでは とても上手く黒幕を引きづり出す。専門家だけあって真にこうなれば良い という解決策を表現している。只 作者本人は恋愛小説を書いたつもりのようだが 人間表現が、、、笑2017/12/26

katsu

4
さすが元検事が書いただけあって非常にリアル。それだけにあまり面白くない。恋愛パートは更に面白くない。「ベストセラーが待望の文庫化!」ってホントか?2016/02/17

ゆうさく

1
古い本でしたが、読み進める中で登場人物が成長していくところに興味を引かれました2019/02/24

yo

1
「ほ」:「堀田力」贈収賄事件を題材にした法廷モノ。検事や弁護士はこんな手法で応酬してるんか〜。面白いな。作者があとがきでアピールしている「恋愛小説でもある」と言う主張。頑張って下さい、って感じ…(苦笑)あと、両親がベタベタな関西弁(京都弁)やのに、娘がバリバリ標準語やったのには最後まで違和感が消えへんかった。2017/03/17

カエル子

1
結構まじめな法廷モノなのに、娘の恋愛とか絡めてきて、まー確かに人の生活ってこんな感じかもしれませんね。父親が贈賄で起訴されて被告席に座ってるのに、娘は担当弁護士に恋しちゃったりなんかして。否認の理由もな…、自分勝手も甚だしいわ。お金が絡むと何かと大変ですね。ところでコレを読んで、一度くらい裁判の傍聴に行ってみたいな…と思っていたことを思い出しました。今年どこかで挑戦しよう。2016/01/05

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