内容説明
布団に包まり過ごすのが好きな、小国の王女クリスタ。彼女は、大国ヴェルデの皇太子妃選定試験に招かれた。就職試験に失敗し続けた前世を持つ彼女は、この試験にもあまり乗り気になれない。国のために仕方なく、ヴェルデに向かうものの、さっさと候補から外され、祖国に帰りたいと願っていた。ところが、旅の途中で出会った美青年がなんと皇太子で、彼は皇太子妃候補として皇国に滞在するよう彼女を推薦した! 仕方なく残った彼女に、他の妃候補たちは冷たい。そんな中、何かと優しい皇太子にクリスタは惹かれていき――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
朔夜
7
★★★ 2019/07/13
一条梓(アンフィトリテ)
5
守山市立図書館から。まあまあだったと思う。前世が日本人だったという設定はあるものの、それをいかしたものがお妃選定第2次での音楽で、主人公が日本の多分「ふるさと」だと思うけど歌ったぐらいでは?それもなぜか日本語が古代語として存在しているのがちょっと気になる。結局ヒーローがヒロインに一目惚れしたための最初は候補として残った感じだったものの、周囲がいい人もいたり協力的だったりと妃としてなるべくした感じでしたね(笑)2020/01/17
りおる
3
作者買い。小国の第二王女であるオフトトゥン大好きなクリスタは大国の皇太子妃を選定する儀式に嫌々参加する。早く帰りたかったクリスタは、その選定の儀式で自分の前世を思い出す。そして、早々に脱落すると思っていたのに何故か選定に残っていき…というお話。皇太子も素敵でしたし、クリスタも良い子。他の皇太子妃候補のライバルキャラがジゼル以外嫌な子ばかりでしたね。周りの人はもう良い人ばかりでした。もうちょっと皇妃さまとの絡みも見たかった。ラスト前の選定結果の時にこうきたか!ってなりましたけど、面白かったです。2020/05/06




