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内容説明
日本で「働き方改革」がしきりと叫ばれていますが、その内容のほとんどは「いかにして残業時間を減らすか」であり、肝心の「いかにして成果を上げるか」はすっかりおいてきぼりをくっています。これでは何のための働き方改革かわかりません。
大切なのは「いかにして成果を上げるか」「いかにして生産性を上げるか」「いかにしてイノベーションを起こすか」であり、それさえできれば「何時間働くか」「残業はどうするか」はさしたる問題ではありません。
問題なのは「成果も上がらないのにだらだらと長時間残業をする」という働き方であり、しっかりと成果が上がれば働く人も企業も「時間」などあまり気にすることはないのです。
では、成果を上げるためには何が必要なのでしょうか?
そのひとつの答えとしてグーグルが提示したのが「チームを成功へと導く5つのキーワード」です。
「心理的安全性」
「信頼性」
「構造と明瞭さ」
「仕事の意味」
「仕事のインパクト」
この5つのキーワードをもとに、グーグル流の「チームのつくり方、運営の仕方、採用の仕方、失敗を恐れない仕事の進め方」などを紹介し、成果を上げ続けるチームを作りたいと考えている人の参考となることを目指します。
本書の目次
はじめに
第１章 なぜグーグルはイノベーション企業であり続けるのか
第２章 チームを成功へ導く法則１ 心理的安全性
第３章 チームを成功へ導く法則２ 信頼性
第４章 チームを成功へ導く法則３ 構造と明瞭さ
第５章 チームを成功へ導く法則４ 仕事の意味
第６章 チームを成功へ導く法則５ 仕事のインパクト
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えが【ega】
1
印象的だったのが 10倍のスケールで考える。だった 仕事をこなす際に、目の前の目標よりも この先のスケールの大きい目標があった方が 仕事も熱が入り、気で溢れる。 最近、私が上司に仕事で相談した際の アドバイスと似ている。 問題(仕事)に対して、ベストをまず考え、 ベストに近い現実的な対応を行うことで 目の前のすることと、最終的なゴールが見えやすくなる。 Googleで派遣でもいいから 働いてみたい。 (学生の頃に求人を調べたけど、学歴足らず)2020/07/26
ChemChem
0
Googleは風通しのいい職場だから成功したみたいな話が強調されていたが、じゃあ他の会社はなぜそれで成功できないのか、Googleだからこそ成立しただけではないのか、という疑問が解消されず今一つ納得感が得られなかった。2023/10/09
まんまる
0
グーグルの成り立ちと、「仕事の意味」の項がおもしろかった。2022/11/30
tt
0
特に心理的安全性の重要さがよく理解できた。2021/06/10
むむむ
0
高度経済成長時代の感覚が通用しなくなって久しい。個人の仕事に対する価値観を実務の中でどのようにマッチさせていくか。リーダーが問われている。逆に言えば、マッチしない人材は不要と言う事だ。まずもって正しい。2020/10/11
