内容説明
まもなく、平成の世が終わります。本書は、平成の時代にジャーナリストとして独り立ちし、監視社会、格差社会、企業社会、強権支配など、この間社会を覆い、その都度混迷を深めていった日本の“病巣”をノンフィクションの手法で常に鋭く批判してきた著者による、総括的「平成論」です。格差拡大、排除と差別、反知性・反人倫など暗い話題の多かった時代。せめて次代を「夜明け前」にするために、今あえて「平成」の暴虐を暴く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
4
読み続けるほどに落ち込んだ気分になるな・・・2019/06/03
ind
1
この30年間にアメリカの属国として確立した過程をその間の出来事を解りやすい文章で評論しています。 著者の人柄が伺えるような気がしました。 著者も述べていますが、この類の本を読んでいると憤りよりも、無力感というかやりきれなさを感じる。 こんなに酷い政権でも一定の支持率を維持するし、その結果選挙では勝ってしまう。 消費税について述べている部分があるのですが、消費税の用途などについてもう少し踏み込んだ論評が欲しかった。 2019/07/07
sekkey
0
平成の30余年の間に起った好ましくない出来事、事件、災害、法律の施行等が網羅されている。不可避の災害はともかくよくもここまで数々の悪法が通り、眉をひそめるような事件が重ねて起こったものだ。突き詰めていえば、アメリカ優先、大企業優先の流れが加速した時代、だった印象。どこかでこの悪い流れ・雰囲気を止めなければ・・・2019/11/24
ジム
0
歴史はどの様に扱うのだろう。2019/04/23
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