読みたいことを、書けばいい。

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読みたいことを、書けばいい。

  • 著者名:田中泰延
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • ダイヤモンド社(2019/06発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478107225

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内容説明

書くことは、たった1人のベンチャー起業だ。電通コピーライター24年から無職へ。「自分が読みたいことだけ書く」という方針で書きまくり、依頼殺到、読者熱狂。孤高のwebライター鮮烈の処女作。自分が本当に読みたいことを書ききって、結果として誰かとつながる。やわらかくて新しい、希望の文章講義、開講です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

192
おもしろかった。元電通のコピーライター、CMプランナーとして活躍し、現在はコラム執筆などをしている著者による「文章の書き方」の本。とはいっても具体的なハウツーを教えることを目的としているわけではなくて、「そもそも文章を書くとはなにか」ということを自分自身に問いかけながら、なかばエッセーのような形でまとめた一冊となっている。思うのは、やっぱり文章を書く人は言葉にこだわるし、当たり前に使う言葉を疑ったり、調べる姿勢を崩さないということ。見た目よりも意外と役に立つ。2019/09/23

ノンケ女医長

174
こんなに素敵な本には、なかなか巡り合えない。言葉選びを、職業として長年やってこられた経験があるからだと分かっていても、作中に溢れるセンスと前向きさに鼓舞される。田中泰延(ひろのぶ)さんの言葉、文章、そして感性には、お金を払って今後も触れたい。そう思わせる魅力でいっぱい。孤独と、文章を書くことの意味。ああ、なんだか目から鱗が落ちてゆく。たくさん書いてきたからこそ、表現できる数々の揺らぎない自信に、圧倒される。ちょっと疲れたときにも、読みたい作品。「自分が書いて楽しい文章」。実に、素敵な表現で、膝を打つ。2023/12/07

かずぼん

130
新しい本の形という印象が強い。本編は、紙面を贅沢に使って字が大きく、読みやすい。間にコラムのように挿入されている~の書き方、や著者の記事10選や書くために読むといい本、などハウツーに近い内容のページがある。その部分は紙がグレーで字が小さめ。行間も詰めてある。そして、そこにバーコードが印刷されており、そこに遷都することでさらに世界が広がるという仕組みである。物書きを目指している訳ではないが、文章を必要に応じて書くこともあるので、個々に書かれていることは参考になる。物書きは「調べる」が.9956が最も印象的。2019/10/09

つっちー

125
文書ではなく、文章を書くことの心構えを解説した本。 軽い感じで、ユーモアを交えながらの解説が楽しく、クスッとしてしまうことも多々あった。 読んでで感じたのは、著者自身が文章を書くことに非常に誠実であること。言葉の定義づけから、資料の調査まで、かなりのストロングスタイルで、文章を書かれていることがうかがわれる。 自分が読みたい文章を書くということは、ごまかしが通用しないことでもあるのかなぁ。 読メで感想を書く時には、著者と同じような心構えを持って書いていきたい。2020/02/21

Tenouji

123
この書を読んで、大事な事を伝えるには、技術を教えて大事な事は自分で気づいてもらうか、言葉にできない大事な事を言葉を尽くして伝えるか、どちらかしかない、と気づいた。この本は、もちろん後者ですw。あと、今の時代は「自分の正しさが突然怪しくなった時代」なんだと、理解しました。2019/07/06

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