講談社文庫<br> 桜下の決闘 吉岡清三郎貸腕帳

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講談社文庫
桜下の決闘 吉岡清三郎貸腕帳

  • 著者名:犬飼六岐【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 講談社(2019/06発売)
  • Kinoppy15周年記念 講談社文字ものほぼ全点 ポイント30倍キャンペーン
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  • ISBN:9784062773584

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内容説明

宮本武蔵をこの上なく憎み、「二」の字が大嫌い。吉岡一門の流れを汲む剣豪・清三郎は、その腕を貸して利息を活計(たつき)にしてきた。顔は美しいが陰気な下女・おさえに見送られ、今日も自慢の腕を揮(ふる)う。そして巡り合わせた、200年の時を超えた復讐劇。二刀流よ、覚悟! 破天荒な剣士の生き様を描く、痛快時代小説シリーズ第2弾!

目次

一話 雨の橋詰
二話 遺恨買い
三話 芸道無明
四話 外道狩り
五話 血の贖(あがな)い
六話 懲りない男
七話 桜下の決闘

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

にし

6
★★★★★吉岡清三郎貸腕帳のシリーズ2作目にして最終巻。主人公清三郎の魅力溢れる、たまらなく愛おしい物語達!ああ、終わってしまうんだ。。。と読了後、余韻に浸りまくりました。 ▼そもそも清三郎のような、一般受けしない魅力を、一部の脇役と読者だけが理解している、という物語が大好きなのですが、この渋さは一級品!堪らないです! ▼閻魔のような迫力で周りから忌避されるけど、実は心優しい人というキャラとは『一鬼夜行』の主人公「喜蔵」に似てるけど、こちらは実力も兼ね揃えて、かっこ良さは比べものにならないです。 大推薦!2013/05/06

タツ フカガワ

5
シリーズ2作目は凄腕剣客が物語を盛り上げます。なかでも清三郎の剣の師でもある祖父がじつに魅力的。この作家の人物造形のうまさを知るところでもあります。そして最終話の、まるで立場を変えた宮本武蔵「一乗寺下り松の決闘」のような手に汗握る剣劇に大興奮。あの終わり方は次作を読めということでしょうね。2017/12/09

めにい

5
図書館から借りるとき、シリーズ2冊しかないのが疑問だったが、ここで納得。最高の見せ場を作り、主人公らしい結末を描き切ったと思う。この潔さ、見事!!2014/10/22

3
単行本から買い直し。ピカレスクロマンの如くクールでダーティに振る舞いながら、ときおり覗かせる主人公の真情が読者を大いに惹きつける。とにかく清三郎の造形が絶妙で、背景などあえて描ききらない演出が憎い。ほのかなユーモアが全編を包み、最終対決でのパロディと言うかオマージュも素晴らしい。単行本当時、強くてふてぶてしく、愛すべき無双のヒーローとの出逢いで犬飼六岐の虜となり、時代小説の新たな旗手誕生に心躍った……が、いまだ本シリーズ以上のものをみせてもらっていない。もし、越えられないなら、また清三郎に逢わせてほしい。2013/04/20

1
悪に徹しきれない剣豪。読んでいて楽しかったし、もっと続きが欲しかった。2014/12/06

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