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内容説明
■世界的なビジネス・コミュニケーション本がついに邦訳!
人口1000万人ほどのスウェーデンで85万部を突破し、
現在、世界40カ国で翻訳が決定している異例のベストセラー上陸
著者のトーマス・エリクソンは、
営業やカスタマーサービス、テレマーケティングの現場のマネジャー、
インターン生、経営者などの教育・コーチング・講演を行い、
何千人をも指導してきたマネジメント・コンサルタント。
その彼が、これまで出会った
性格丸出しの“バカな連中”と、うまく付き合っていくかを
「DiSCモデル」をもとに解説していく。“バカな連中”の特徴は4つに分類される。
・赤タイプ(主導型)
何でも1番でないと気が済まない。
仕事は速いがそもそも目的を間違えたまま突っ走る。他人に興味がなく自分が中心。
・黄タイプ(感化型)
他人にはまったく興味なく、思いついたアイデアや自分のことを延々としゃべり続ける。
仕事を最後まで完遂しないまま次の興味へと進む。
・緑タイプ(安定型)
口論を最も嫌い、他人に手を差し伸べることで安心する。
仕事はするものの指示されたこと以外は自分の時間を大切にする。
・青タイプ(慎重型)
資料やマニュアルを重視し、プロセスに納得しないと仕事をしない。
データや数字を重視するあまり、仕事が遅い。
こんな人に出会ったら誰でもイライラしてしまう。
しかし、コミュニケーションの主導権は常に相手にあるために、
彼らと付き合うのは大変なのだ。
■そんな問題を解決するためには、
まずは“バカな連中”の生態を知り、
コミュニケーションの主導権を逆手にとることでしか対応できない。
本書には、もう笑うしかないというほどのバカたちが登場する。
きっと、あなたも周りにいる「あの人」が思い浮かぶはずだ。
■脳科学者・中野信子氏の監修で、バカな連中が鮮明に!
本書では、脳という切り口から人間をとらえ直すという
書籍を数多く刊行している
脳科学者・中野信子さんに監修をいただき、
人物像をより浮き彫りにしていただきました。
「言うまでもなくビジネスの現場では、
働き手に最も求められているのがコミュニケーション能力です。
相手を立てろ、論破するよりも黙って笑顔で飲み込め、等々……。
これらはとても重要な振る舞いの基本であるにもかかわらず、
学校では体系立てては教えてもらえないことばかりです。
人間関係が出世の早道であることは論を俟たないでしょうし、
どれほど時代が進み、テクノロジーが発達しようと、
やはり人間の本質というのはそうは変わらないでしょう。
(中略)
人間は、自分が思っているよりもずっと愚かです。
だからこそ、他者を、自分を、丁寧に分析し、
思いやりを持って取り扱っていく必要があるのです。」
■本書をお読みいただいて、
思わずクスッとすることもあれば、
「もしかしてこれは自分なのでは?」と、
ハッとするかもしれません。
人間はコミュニケーションを複雑にする生き物です。
そんな複雑な人間関係(特に仕事において)に、
どう対応していくか。
本書がその答えを与えてくれます。