2030年アパレルの未来―日本企業が半分になる日

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2030年アパレルの未来―日本企業が半分になる日

  • 著者名:福田稔【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 東洋経済新報社(2019/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492762486

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内容説明

関係者待望の1冊!業界トップコンサルタント、初の著書がついに刊行!
2030年のアパレル業界の未来を徹底解説!
これから10年でいったい何が起こるのか?生き残る企業、消える仕事は?
アパレルの最新動向・業界の課題・処方箋、すべてがこの1冊に凝縮!

《以下のことが知りたい人は、ぜひ本書をお読みください。アパレル業界を見る目が、きっと変わるはずです!》
■「服が売れない」は本当なのか?
■ユニクロ、ZOZO、良品計画……、世界で戦うための秘策
■海外からも注目のスタートアップは、何をしているのか?
■無理をしてでもデジタル投資をしたほうがいいのか?

《業界を揺るがす10の本質的変化を徹底解説!》
【1】2割の「能動的な消費者」はインフルエンサー化、プロシューマー化する
【2】8割の「受動的な消費者」にはレコメンデーション機能の影響力が増す
【3】お気に入りのブランドを「直販サイト」で購入する「DtoC」ビジネスモデルが増える
【4】「売り手と買い手の情報格差」がなくなり、業界人の地位と仕事が奪われる
【5】「無駄な在庫」を抱えるリスクがなくなる
【6】「ただ着るだけの衣服」から進化する
【7】服づくりのデザインプロセスもデジタル化する
【8】人がいない工場や店舗が出現する
【9】「マス・カスタマイゼーション」で、「受注生産」と「大量生産」の両立が可能になる
【10】人事業務の高度化と効率化が実現する

《「躍進する日本企業」と「迫り来る海外企業」から学べ!》
エアークローゼット/良品計画/コムデギャルソン/45R/サカイ/ビズビム/アンリアレイジ/ユニクロ/ZOZO/シタテルetc.
ブーフー/エイソス/エディテッド/スティッチフィックス/スーツサプライ/リフォーメーションetc.

目次

はじめに
第1章 まずは「アパレル不況」を正しく理解する――「成長する世界」と「停滞する日本」の真実
第2章 アパレル業界で進む、デジタル化がもたらす10の本質的変化
第3章 AI(人工知能)はアパレル産業をどう変えるか
第4章 世界の最先端では何が起こっているか――グローバルではここまで進んでいる
第5章 2030年の消費市場は、どうなっているのか
第6章 結局、今後の10年間で、国内アパレル産業はどう変化し、いま何をすべきなのか
巻末特別インタビュー アンリアレイジ 森永邦彦
おわりに
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

45
「デジタル・ファストファッション」は、AIやビッグデータといったテクノロジーを徹底活用する「オンライン特化型のファストファッション」だ。グローバルでは「ブーフー」や「エイソス」などのイギリス勢が最先端を走っているが、これらの企業はAIの活用がビジネスモデルと一体化しており、アパレル業界の中でも最も先進的だ。たとえば、デザインや企画における「画像解析AI」の活用、生産量決定や値引きの判断における「データ解析AI」の活用、ウェブ接客のチャットボットにおける「テキスト解析AI」の活用といった具合だ。2021/08/23

ポップ430

10
子供がアパレルにいるので手に取った。 かなり前から自分の洋服代にかける費用が相当減っている。 その分もの以外の浪費が多い。 そんな中でなんとなく未来を勝手に心配し読み進める。レッドオーシャンは変わらないが市場は残るので何とかなるだろうと見守るしかない。2020/02/15

Ryo

10
2年前にも「誰がアパレルを殺すのか」というアパレル不況の原因を探る本が結構売れた。国内アパレル業界ってのは、なぜ終末産業として頻繁に取り上げられるのか。その原因を見ていくと、かつて巨大だった国内市場・IT音痴による経営・材料だけは超一流・変わらぬ体質・海外テック企業の脅威、、、実はどれもアパレルに限った理由じゃあない。日本株式会社共通の問題ばかりだ。アパレル業界はその中でも特別その問題を色濃く残した。ただそれだけだ。国内アパレルという衰退産業をフィルターにして世の中を見れば、また違った景色が見える。2019/09/27

レモン

9
アパレル業界に限らず「昔は良かった」というおじさんはゴロゴロいると思ったが、考えてみたらそんな人は前職の業界(一応アパレルのくくりに入る)ばかりだった。一般消費者よりアパレル業界で仕事をする人向けの本だったが、楽しく読めた。日本の服はタグを外せばどこのブランドかわからない無個性なものばかり、に共感。ある程度年齢を重ねると結局着れる&着たい服は限られるし、ファッション雑誌は見ていて面白くなくなってきた。同調圧力が強い日本は、アパレルに限らず変革していけるんだろうか。2021/09/15

Y田

9
アパレル業界の主に世界の動向を示しながら日本のアパレル産業の先行きが解説される。筆者の主張は①日本のアパレル市場規模は縮小せざるを得ない,だがグローバルの視点ではアパレルは成長産業であり、海外に目を向けるべき ②市場がラグジュアリーかマスボリュームに二分化されていく中で世界のラグジュアリー領域で戦える日本ブランドを育てるべき という事かと思う。その為にAI、ブロックチェーン、テキスタイルの進化等、先端技術をどう取り入れ生かすか、逆に上手く活かせた企業が2030年に生き残れるのかなと思う。興味深く読めた。2021/03/01

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