大人だからこそ忘れないでほしい45のこと

著者名：齋藤孝【著】

ワニブックス（2019/06発売）

• ISBN：9784847097942

内容説明

本当の大人は、いつまでも子どものような素直な気持ちを持っているもの。
これからを生きる大人に伝えたい、忘れないでほしい大切なことをまとめました。

「自分は間違っていない」と過信してしまったり、はたまた「どうせ自分には無理だ」と決めつけてしまったり。
大人になると、どうしても頭が固くなってしまう人が多くいます。

社会人になりたての20代から、重責を担う50代まで。
これからを生きるすべての大人に贈る、いつまでも軽やかでいるために、今一度心に留めたい大切なこと。


【CONTENTS】
１章　「自分」を見つめる
自分の弱点を忘れない／こだわることを忘れない／自分の知識、経験を一度は疑うことを忘れない

２章　「他人」を認める
周囲を頼ることを忘れない／相手の長所を見ることを忘れない／時間を守ることを忘れない

３章　「これまで」を振り返る
初心者だった自分を忘れない／不思議に思うことを忘れない／人を傷つけたことを忘れない

４章　「これから」を想像する
いつまでも好奇心旺盛でいることを忘れない／「人生は有限」であることを忘れない／これからの自分をイメージすることを忘れない　etc.

そのほか、コラム「まだ大人になりきれていなかったあの頃の私」や著者がおすすめする「大人だからこそ読んでおきたい厳選10冊」もご紹介。


【著者プロフィール】
齋藤孝
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。著書に『大人の対応力』（ワニブックス）、『雑談力が上がる話し方』（ダイヤモンド社）、『大人の語彙力ノート』（SBクリエイティブ）など多数。著者累計出版部数は1000万部を超える。NHK Eテレ『にほんごであそぼ』総合指導。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[布遊]

芸能人やTV出演の話もよく出て来るので、軽く読めた。＊大人になったら、自ら、上機嫌でいられるように工夫する＊質問したいことをメモする＊専門家とは、分かっていることといないことの区別がきちんとつく人＊行雲流水⇒自然の流れに身を任せよう＊ルーティーンはできるだけ省エネし、余ったエネルギーをチャレンジに回す＊時間が有限であることに気づくと。行動力と集中力がつく。

2021/08/30

[パフちゃん＠かのん変更]

いい言葉がたくさんあった。明るい人の周りには人が集まる（上機嫌）。周囲との会話を大切にすることを忘れない。「おかげさまの気持ち」を持ち続ける。自分の話をするよりも、他人の話を聴くこと。「わからないことは聞く」こと。いつまでも好奇心旺盛でいる。本を読む。積極的に外出する。などなど・・・

2023/11/12

[みえ]

とてもためになります。わかっているのにできてないようなことも意識してみようと思います。

2019/07/03

[hiro]

とくだん目新しいことは書いてないのだが、ユーモアたっぷりに分かりやすく書かれているので、とても読みやすい。 人生折り返しの40代に突入し、自分の生き方はこれで良いのかと再確認するために手に取った。漠然といつも自分が意識していることを言葉にしてもらってスッキリ！という感じ。年齢による制限はない、とりあえず外に出る、偶然の出会いを逃さない。うん、うん。そうだよね。よし、今、ここを生きる魅力的な大人になるぞ〜(^^)

2020/07/12

[サルビア]

184ページ 大切なのは「他人に期待しない」こと。200ページ 「2週間苦手チャレンジ」から見えてくるもの。239ページ 「顔色が悪いね」「お疲れですか？」はNGワード 245ページ 「単独者」時間のすすめ 第１章 「自分」を見つめる 第２章 「他人」を認める 第３章 「これまで」を振り返る 第４章「これから」を想像する 他に まだ大人になりきれていなかったあの頃の私①〜③ 大人だからこそ読んでおきたい厳選10冊 本書で紹介した書籍について 参考になること多々あって良かった。

2019/12/08