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内容説明
勉強や生活態度など、子どもの成長を願えばこそ、日々叱ってしまうことの多い「しつけ」。しかし、問題行動を起こす少年・少女達のカウンセリングを数多くこなす著者は、親の過剰な期待と干渉、いわゆる「行きすぎたしつけ」こそが、逆に子どもの心の歪みを作り出していると警告します。世の中に溢れる子育て情報に振り回されて、「子どもをしっかり育てなければならない」とわが子を管理・支配する一方で、「いい母親にならなければいけない」と自分を犠牲にしてまで子どもの幸せを願う……。本書ではそういった子育ての歪みの根源や問題を抱えた親子関係の行く末を明らかにしつつ、その解決に向けて親ができることを明らかにしていきます。「子どもは親の期待通りには歩かない」「少子化で進んだ親の『支配』」「親と子の心を結ぶ会話法」など、「親の言うことを聞いていれば幸せになれる」という思い込みに疑問を投げかけ、「親子が幸せになれるしつけ」について考えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fuka
1
【購入】親が自己肯定感を持つことが大切。子どものしあわせを願うと共に、親自身がしあわせになること。それが子どものしあわせにも繋がる。2011/09/14
FKユウスケ
0
子どもを信じて、しつけないしつけをする 「子どもは親の期待通りには歩かない」「少子化で進んだ親の『支配』」 「親と子の心を結ぶ会話法」など、「親の言うことを聞いていれば幸せになれる」という 思い込みに疑問を投げかけ、「親子が幸せになれるしつけ」を教えてくれます 親として、あるべき姿の本質が書かれているバイブルになりそうです。2023/01/09
ねこ
0
子供を叱らない、話を聞く、親のエゴを押し付けない、世代連鎖する、特に話をきちんと聞くという部分を意識したい。全体的に共感できる内容。自分も満たされていないと2021/08/23