新潮文庫<br> ここから先はどうするの―禁断のエロス―(新潮文庫)

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新潮文庫
ここから先はどうするの―禁断のエロス―(新潮文庫)

  • ISBN:9784101391458

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内容説明

官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で……(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった――(「Lotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あも

107
禁断のエロスってなんだろう?近親相姦?同性愛?ジャンルより見せ方で魅せてほしいもの。物語には満足したけど、冠に相応しい禁断を感じたかは疑問?とはいえ澤村さんのエロ描写プロっぽいなとか、彩瀬さんの思春期の少女の肉体と心が相互に影響し合って大人に変わる感じとか、樋口さん1作しか読んでないけど寝取られ好きだなぁ…とか楽しめた。窪美さんは既読。そして何より木原さん。詳細は語らないけど、ニッチ過ぎる性感を描きながら、自分も実はそんな性的嗜好があるのでは?と取り込まれてしまうようなこの感じ。短編一つで走る寒気。脱帽。2019/03/05

初雪ハロー

90
大したことない。 2019/02/20

papako

82
彩瀬まる、木原音瀬目当てで。他の作家さん含めて、どれも面白かった。けど『禁断のエロス』って感じではなかったかな。もちろん官能をうたっているので、それなりの内容です。でも、短編なのにきちんとした世界観のある、あっという間に引き込まれる物語たちでした。しかし断トツ1位は木原作品。やはりもっと読みたい!BL、もう少し手を出そうかしら。。。2019/02/17

ジンベエ親分

72
「舐めて、突いて、私と堕ちて」なんて帯がついてる官能アンソロジー。実は澤村伊智を目当てに購入。これまでエロ臭がまったくなかった澤村伊智がどんなエロを書くのかと。澤村伊智の文章は脳内視覚化もしやすいが聴覚化もしやすく、予想外にエロとの親和性が高い。これからホラーでもエロシーン、あるかも。他作家も印象深い作品を提供しているが(個人的にはLotusが好み)、やはりエロとくれば窪美澄。「すみなれたからだで」にも収録されている作品らしいが「バイタルサイン」がやはり真打ち。エロさも余韻もすべて待っていってしまった。2018/12/23

masa

66
人間は、他者と比較しなければ落ち着かない生物だ。自覚していようといなかろうと。他者と同じでないことを自認し誇りにする人たちが集まって、コミュニティを形成し序列を築いたりする。だけど、何がスタンダードなのか不明な営みが、唯ひとつだけある。それが性行為だ。自分のプレイスタイルや趣味嗜好が、普通なのか狂っているのか、他者とは比べようもない。僕は、誰かの性行為を覗いてみたいと思う。小説を読むことで、それを叶えようとする。だけど、そこに書かれていることが一体どの程度の変態さなのか、結局僕には正しく知る術がないのだ。2018/12/31

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