内容説明
武州・多摩郡(ごおり)の郷士の家に生まれた若者は、放浪の中で自由と放縦(ほうしょう)の楽しさも知った。実戦で力を発揮する天然理心流の剣を学び、心許した友、近藤勇とともに動乱の京都に赴くが……。幕末の乱刃の下をくぐり抜けながら、凛々しく冴えた男ぶりを失わなかった、新選組副長・土方歳三の士魂の気概が、乱刃血風の京に舞う、傑作長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水戸
1
土方さんの幼少から、新選組絶頂期まで。土方さんモテモテすぎる(笑)なかなか奔放で積極的な女性がワサワサ出てくるので、そういう描写に慣れてない方は面食らうかも。 土方さん側からだからか、相手側がかなり悪者っぽく書かれていて、わかっていても龍馬好きさんとかはカチンとくるかもしれない。躍動感があって、分厚いけれど読み詰まることはなかったです。資料情報も多かったかな。2017/07/18
UMA
1
あまりの分厚さに「上下巻に分冊しろよ……」と思いながら読み始めたけど、読んでみて納得した。分冊したら上巻がただひたすら女に言い寄られてやりまくってる少年時代だけで終わってしまう(笑)。 作品内で斬った人数より食った女の数の方が多いのはまぁいいし、池田屋直後で終わるのもいいんだけど、ラスト数行が取ってつけた感というか強引に風呂敷畳みました感というか……もうちょい余韻が欲しかったなぁ、というのが正直な感想。2012/05/03
ミドゥーニャ
0
長かったけど、多摩の若いとき中心。 京都時代は池田屋騒動まで。2017/01/05
アレ
0
文章が雑すぎて濡れ場も斬り合いもさっぱり盛り上がらない。だらだら流れを追っているだけで構成に工夫もない。よく歴史のお勉強してるなあとは思う。2013/12/18
しろろぞ
0
女性に言い寄られてばかりの土方(少年)が試衛館や剣術に真面目に取り組むようになると女性の影が薄くなるのは、自分の志や思いを明確に捉えることが出来る迄は、やり場のない情熱を女性に向けていただけなのかもと思った。それにしても女性との彼是が多すぎるけど。原田や藤堂といったお馴染のメンバーとの出会いが独特で結構お気に入り。遊郭だったり食い逃げ?もどきだったり女との逢瀬に乱入したり。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-70.html2013/07/17
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