文春文庫<br> 悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞

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文春文庫
悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞

  • 著者名:森功【著】
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2019/06発売)
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  • ISBN:9784167913045

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内容説明

安倍首相の「腹心の友」がつかみ取った52年ぶりの獣医学部新設。そのレールを誰が敷いたのか? 浮かび上がる米留学以来の“義兄弟”関係、夫人たちのサークル、教育にはびこる政・財・官の利権構造──「政治とカネ」問題で当代一の著者が徹底取材で核心を説き明かした。2018年大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
解説・石井妙子

【目次より】
第1章 第二の加計学園
第2章 悪友サークル
第3章 加計の野望
第4章 海外戦略の手助け
第5章 政治とビジネス「商魂」
第6章 国家戦略特区というレール
第7章 下村文科大臣の献金疑惑
第8章 前川の乱「疑惑の核心」
第9章 内閣府VS文科省
第10章 延期された学部の設置認可
終章 政権延命の末

※この電子書籍は2017年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こまごめ

8
安倍晋三って人は結局自分の友人に利益供与をゴリ押しした人で…なんで右派にあんなに持ち上げられたのか全くわからん。 昭恵夫人も立場を考えずにあちこちでしゃばってそれを止める人がいなかったというのが何とも。しかも安倍晋三は選挙協力でキリスト教カルトの統一教会とも繋がっていて保守思想とは何か?と思うのだが反共なので本人の中に矛盾はなかったのだろう。2025/04/15

うたまる

2
一世を風靡したモリカケ問題のノンフィクション。騒いでいた当時も何が問題なのか分からなかったが、本書を読んでみてもやっぱり分からない。ロッキード事件やリクルート事件はそれだけ報道する意味があったが、こちらは収賄も汚職もなく核心は”えこひいき”というショボさ。むしろ反転してみれば、野心ある起業家と改革派の政治家による岩盤規制を打ち破ったサクセスストーリーだろう。流石にばつが悪かったのか、著者は文庫版あとがきで「許されない話ではない」とトーンダウンする。これはジャーナリズムが一人負けした記念碑的事件だったのか。2023/10/04

yu12418

2
当事者の一人がいなくなったため、今となっては真実が語られることはないのだろうが、何にせよクリーンな話には到底ならないよねっていう。 政治の世界は金持ちの道楽でしかないのだということがよく分かった。 後から見てみると、随分とみみっちい利益誘導だったんだなと。獣医学部一つできたところで、日本の経済に与える影響なんて、たかが知れていると素人目には思えるのだが。2022/08/16

カノープス

2
モリカケ問題については、様々な要素がゴチャゴチャと入り組んで、結局のところ何が問題だったのかがとても見えにくくなってしまった。本書を読むことで大変すっきり本質が見えてくる。安部も加計も最低だが、下村もひどい政治家だ。そして、安部昭恵の脇の甘さとバカさ加減。これだけの疑惑を持たれてなお政権維持できる国とは何なのか。他国で政治への怒りを率直にぶつける民衆を見るにつけ、日本は政治家にとって天国なのだとあらためて思う。2019/06/19

翔平

0
結末のないことを知りながら読んでいるので仕方がないが、徒労感。こんな下らない話を調べないとならない作者に同情。2023/01/11

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