楽園<br> えりちゃんちはふつう

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楽園
えりちゃんちはふつう

  • 著者名:藤生【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 白泉社(2019/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784592711520

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内容説明

「マザーファッカーズ」「ひみつのおねえちゃん」でお馴染みのエッセイコミックの名手が贈る「楽園」web増刊発表作で構成する自叙伝的作品集。切なくて愛しい、世界中の「かつての貴方」へ送ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

十六夜(いざよい)

14
「マザーファッカーズ」「ひみつのおねえちゃん」でお馴染みのエッセイコミックの名手が贈る「楽園」web増刊発表作で構成する自叙伝的作品集。家の格差だとか、家族間での愛情の度合い、友達付き合いやら、色んなことを詰め込んだ作品。タイトルにもあるように"ふつう"の定義が、家や人によって違うのだろうなーと思った。決して恵まれているわけではないかもしれないが、今現在両親と関わりを持っていたり、それ程酷い環境ではなかったのかもしれない。2021/12/16

さめ

4
再読。実際にあったエピソードを元に構成したフィクションなエッセイ(風)コミック。子供の頃は特に家庭や学校が世界の全てだから逃げ場がないよね……。塩ラーメンの話が、つらい。改めて、この作者さんには幸せになってもらいたいと心から願う。2021/04/18

Fumitaka

2
「プロレタリア文学」だ。文句なしの。「実際にあったエピソード」(p. 34)を再構成したと銘打たれているが、どこまで事実を描かれているのか読者には何ともわからない。母親が実に嫌な奴で、ただしこう嫌な人や出口のない世界を高い再現性をもって描き抜けるところには藤生先生の技量を否応なく感じさせられます。「主人公」は今では抜け出せたのであろうか。家族って何なんだろうな。まあその「家族」を矢鱈に強調する勢力もいますけど家族抜きでも幸せになれる方が健康だと思います。俺が「健康」なんて言葉を使うとはな。自分でも驚きだ。2023/12/20

suisei214

2
作者さんのツイで見ていたので本をようやくゲット いろんなおうちがあり「ふつう」について考える 同居せんせいとのエピはもっと読みたいかな2019/07/15

京子@オランダ

2
静かな感じで色々傷ついたりしてる話が連続して、なんか読み終わったらしんみりした。作者さんの実力によりなんか全部本当の話のように思えた。いろんな家庭がありますな。2019/06/23

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