ブスの家訓

著者名：カレー沢薫【著】

中央公論新社（2019/05発売）

• ISBN：9784120051838

内容説明

“俺もついに「婦人」か――”

結婚生活８年目、ブス生活３６年目。
俺にももちろん家族がいる。
主婦になっても、俺であることに変わりはない。
全国の愛と金ある読者に捧げる、カレー沢流家庭エッセイ

「本人不在で行われる家族会議」
「毎年車酔いに苦しみながら連れていかれる帰省旅行」
「台風のなか何故か行われた運動会」
「リア充でもないのに行われるＢＢＱ」
「腐るならはっきり腐ってほしい謎の調味料」
「セ○ムがついているのに扉あけたまま外出」などなど、
日常生活におけるカレー沢節炸裂！　充実の６５編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

｢ブスのたしなみ｣に続いて「ブス図鑑」シリーズ第三弾読みました。今回は「ブス」というよりも、著者の「ブス」な家事＆家族の自虐的エッセイでした。相変わらず面白いですが、著者と結婚したり、一緒に住んだりは、絶対しません！

2019/07/05

[nyaoko]

生き辛い世の中だとか言われるけれども、ようは日本人は真面目過ぎるのだ。特に女性は周りの目を気にし過ぎだ。外に出すぎだ。そんな人には是非とも、カレー沢薫を師匠と仰いでブスシリーズを読むべきだ。ビバブス！オラブス！見た目も性格も生き方もオールブスで問題無し。JPEGに課金、ホストに貢ぐよりも健全だろう。メシマズ嫁、旦那が死んでないから大丈夫。捨てられないゴミ屋敷、むしろ地球に優しい！

2020/07/06

[ケー]

カレー沢さんの経歴をより深く掘った一冊。相変わらずのカレー沢先生節が満載で満足満足。

2019/04/15

[5〇5]

著者曰く「人生を楽しむためには、向いていないことはしない」とのこと。真理である。しかし、これを実践できるのは著者と「２兆円ある人」であろう。畏怖の念を抱きつつ私は著者をこう呼びたい、「天然奇念ブス」と。

2019/09/04

[FuSa]

相変わらずのカレー沢節。 旦那さん、どんな人なんやろか。カレー沢家全体がけっこうクセ強い。

2019/04/29