はじめての基礎化学実験

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はじめての基礎化学実験

  • ISBN:9784274222757

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内容説明

大学の基礎化学実験で理解不足の知識を補える分かりやすい実験書!
 本書は、大学教養および専門学校などで行われている基礎化学実験をイラストなどで視覚的に分かりやすく丁寧にまとめた実験書です。大学や専門学校では、高校までの実験器具よりもさらに多くの器具を扱うことになるため、安全に楽しく実験が行えるように配慮した内容としています。また、「この実験の目的は何か」を明確に示し、ただ実験をするだけではなく、その結果からどのような考察ができるのかを解説してありますので、大学初学年向けの教科書や参考書として活用できます。

目次

序章 化学実験を行うための心得と諸注意
 0.1 心得と諸注意,実験室の準備
 0.2 安全な実験を行うために
  COLUMN 研究とは何か
  COLUMN バイオハザードと放射性物質
 0.3 実験ノート(ラボノート)と実験レポートの書き方
 0.4 実験データ,数値の扱いの注意点
  COLUMN 実験用白衣の選び方

1章 実験の基本操作
 1.1 はじめに
 1.2 実験に使用する主な器具類の分類と名称
 1.3 ガラス器具など実験器具類の扱いの注意点
 1.4 加熱および冷却用器具・装置
 1.5 簡単なガラス細工
 1.6 試薬の質量のはかり方と天秤の扱い方
 1.7 クロマトグラフィーの基礎
 1.8 高圧ガスボンベの取り扱い
  COLUMN 実験室内のガス漏れ警報器とガス検知器

2章 薬品の作り方と保存方法
 2.1 定性実験用の薬品の作り方
  ●1mol/L塩酸100mLの作り方
  ●1mol/L塩化ナトリウム水溶液100mLの作り方
  ●1mol/L水酸化ナトリウム水溶液100mLの作り方
  ●石灰水(水酸化カルシウム飽和溶液)の作り方
 2.2 定量実験用の薬品の作り方(精密実験用)
  ●1.00mol/L塩酸100mLの作り方
  ●0.0500mol/Lシュウ酸水溶液100mLの作り方
 2.3 薬包紙の折り方
 2.4 薬品の保存方法と廃棄物処理
 2.5 危険有害薬品の絵表示

3章 検出実験
 3.1 無機系物質の検出
  実験1.陰イオンの検出
  実験2.陽イオンの検出
 3.2 有機系物質の検出
  実験1.芳香族化合物の検出
  実験2.アミノ酸およびタンパク質の検出
  実験3.還元性の確認の実験
  実験4.ヨードホルム反応
  COLUMN 有機化合物の分離

4章 滴定
 4.1 中和滴定
 4.2 酸化還元滴定
 4.3 酸化還元滴定(ヨウ素滴定)
 4.4 沈殿滴定(モール法)
 4.5 キレート滴定

5章 電気分解
 5.1 電気分解
  実験1.硫酸ナトリウム水溶液の電気分解
  実験2.塩化ナトリウム水溶液の電気分解
  実験3.硫酸銅(Ⅱ)水溶液の電気分解
 5.2 電気分解(銅の定量)
  COLUMN 電気分解の活用
  COLUMN グラフの書き方

6章 機器分析の紹介
 6.1 吸光光度法(機器名:紫外・可視分光光度計)
 6.2 赤外分光法(機器名:赤外分光光度計)
 6.3 ガスクロマトグラフィー(機器名:ガスクロマトグラフ)
 6.4 原子吸光法またはICP発光分光分析法

7章 応用的な実験例
 7.1 緑茶からカフェインを抽出する
  実験1.カフェインの分離精製
  実験2.カフェインの同定(ムレキシド反応)
  実験3.カフェインの同定(薄層クロマトグラフィー)
 7.2 緑茶のタンニンの量をはかる
 7.3 シリカゲルの合成
 7.4 アセチルサリチル酸の合成とその同定
  実験1.アセチルサリチル酸の合成
  実験2.融点測定
  実験3.薄層クロマトグラフィー
 7.5 サリチル酸メチルの合成とその同定
  COLUMN フローチャートの書き方の例
 7.6 ナイロン6の合成
 7.7 ナイロン66の合成
 7.8 生クリームからの三大栄養素の分離と同定
  実験1.油脂の分離
  実験2.カゼインを分離し,ラクトース(糖類)の性質を調べる
  実験3.カゼイン(タンパク質)の性質を調べる
  実験4.バターから石けんを合成し,石けんの性質を調べる

付録
索引