正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方

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正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方

  • 著者名:高橋洋一【著】
  • 価格 ¥1,120(本体¥1,019)
  • マガジンハウス(2019/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838730490

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内容説明

「文系バカ」(政治家、官僚、マスコミ人)に騙されてはいけない!
世界の見方が180度変わる―
不安の時代を生き抜くための「脱・文系アタマ」のすすめ

現在の日本は、政治家や官僚、マスコミなどの「文系バカ」に牛耳られている。
しかし逆に言えば、数学的思考や数理的発想を身につければ、世の中に蔓延するあいまいさやニセ情報、といったものを見抜くことができ、本当のことがわかってくる、ということだ。
ビジネス上のライバルと圧倒的な差をつけることもできるし、大切な資産を守ることもできるのである。(「まえがき」より)

長引くデフレ不況、株の乱高下、少子高齢化、財政赤字、加速するAI化……。
「令和」という新時代に必要なのは“数学的思考”である。
「論理的な思考力」「データ分析力」「プレゼン能力」を高め、正しい「未来予測」を身につけよう!

●会計を知れば、東大法学卒より賢くなれる!?
●企業の資産が一目でわかる「BS(貸借対照表)」
●陰で絶対バカにされている、経済「用語」オンチ
●日本に「外国人労働力」は必要ない!?
●「AI時代」は自分の得意分野で戦え
●「年金崩壊」は無知による誤解
●「消費税増税」で景気が悪化するメカニズム……etc.

「文系バカ」の象徴=政治家、官僚、マスコミ人に騙されないための
武器になる「数学アタマ」のつくり方を、数量政策学者が伝授する1冊。

目次

第1章 “お金の流れ”を正しく理解する「会計アタマ」のつくり方
第2章 “需要”と“供給”を正しく語る「経済アタマ」のつくり方
第3章 世の中の動きを正しくとらえる「統計アタマ」のつくり方
第4章 安全保障を冷静に正しく考える「確率アタマ」のつくり方
第5章 フェイク情報にだまされない、正しい「予測アタマ」のつくり方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

50
本書は会計・経済・統計・確率などの基礎の基礎を解説した本です。「文系」だからといってビジネスの世界で数学の知識が不要ということはありません。数学的な思考ができない人たちを著者は「文系バカ」と呼んでいますが、「文系バカ」のままでは消費税の増税や年金破綻などの議論でだまされてしまうことになります。本書をきっかけにして物事を数量的な観点からみていくために関連する本を読む必要がありそうです。2020/02/04

momogaga

48
問題の本質は、「数学頭」で論理的に考えること無く、さまざまなメディアから垂れ流される情報を鵜呑みにする危険な状態だ。私もこの本を読んで、これまで勘違いをしていたことに気づきました。数学と論理は相性が良いので、まず基本から学び直します。 2021/02/21

TakaUP48

36
「文系バカ」が牛耳る世の中に甘んじるな!という理系出身の元官僚の本。「会計アタマ」BS:賃貸対照表とPL:損益計算書の読み方、不良債権の正確な理解を。「経済アタマ」マクロ・ミクロ経済の違いを押さえよ。「統計アタマ」経験を要約して本質を理解し、要約された事実から未来の予測を。「確率アタマ」リスクの正確な理解はナイト教授の定義からや「平和の5要件」を確率で考える等知らないことがゴロゴロ出てきた。ベイズの定理は数式の方が良かったな。「予測アタマ」年金崩壊の嘘、財政難から医療費削減は要注意。う~再読の要ありか。 2019/11/30

re;

21
国の借金問題(日銀BSと連結)はよぉくわかった。デフレとインフレや消費税の増減に関しても理解が深まった。ただどうも釈然としないところが多々。確率に関しては著者の趣味嗜好が反映されすぎてて数字的解釈とはいえない気がした。だってトランプ氏の当選確率は45%だった。予測に反して当選したと報道されていたが、それはマスコミが予測の概念を理解していないから。予測は普通に合っていた。と言い放ちつつ、宝くじは払い戻し率47%だから買うに値しない。なんで半分にも満たない確率なのにみんな期待しちゃうの?とかいうし。バイアス!2022/08/18

まゆまゆ

17
いくら文系でも数学的思考で考えないとビジネスはできない。経済学もさることながらまずは会計を理解せよ、と。人口が減少してもGDP成長率への影響はほぼないことや確率と統計の基礎的な話、戦争が起こるのも確率論で語られていくのはなかなか興味深かった。2020/01/23

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