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内容説明
キャスター有働由美子さん推薦!
“自分の命、自分の人生なんだもん。夏子のように生きたいな。
夏子の生き方に接すると、自分の生き方がいかに言い訳に満ちているか気付かされます。
そしてもっと工夫したくなる、もっと楽しみたくなる。
命を張って生きてる私の親友の本、多くの方の元に届きますように。”
身長100cm、体重20kg、車いすユーザーの小さなママ。
まわりを巻き込み、助け合う子育てのコツとは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
145
タイトルが気になり、読みました。本書で、骨形成不全症という障碍を初めて知りました。著者がポジティブで能力があり、周りのサポートがあって初めて成立しています。ELV+階段+ELVという駅を放置したり、オリンピック、パラリンピックと区別がある以上、障碍者フリーの世界は遠いのではないでしょうか？【読メエロ部】的で恐縮ですが、抱きしめるだけで骨折するリスクのある女性とのS●Xは、ソフト座位で、パートナーは超●漏なのでしょうか？ https://www.youtube.com/watch?v=NW5Mz3zdYhM2019/10/11
美登利
93
夏子さんが育った環境が良かったのだと思う。障害があろうと無かろうと子供たちへの接し方が同じだったなと感じられた。もちろん度々骨折して痛みを堪える娘を見てるのは辛かっただろう。裕福で恵まれていたことも夏子さんをポジティブにしたんだろう。お友達が彼女は肉食ですよ！って言ってるのがなんだか良かった。夫婦別姓について子供の出生の為に一度は折れて名字を変えたけれど、ペーパー離婚してまた戻したというのにはちょっと拘りが凄いなと感じた。ヘルパー制度や車椅子のことも分かって良かった。多くの人に読んで欲しいな。2019/08/29
あっか
74
新刊。本当に素敵なお人柄なんだなあ…というのがもう前書きから伝わってきます。著者の夏子さんは骨形成不全症で身長100cm体重20kg、5歳の息子さんと3歳の娘さんを育てるママ。わたしも子どもたちも伊是名家と年齢が近く、2歳差の子育てってただでさえ大変だと思っているのですが著者さんはとにかく凄すぎる！そして前向きだしパワフル過ぎる！と強く思いました。自立とは依存先が多いこと・健常者には依存先が多いという考え方には目から鱗。そしてベルギーの電車もユニークで凄い！こんな電車があったら楽しく乗れるだろうなあ。2019/08/19
Comit
54
Kindle Unlimited～骨形成不全症という難病を患い、日々障害と向き合う伊是名夏子さんのドキュメンタリーエッセイ。文章の雰囲気は軽く、生い立ちを思い出の家族写真を挟みながらも、障害の様子を読みながら想像すると息が出来なくなります。内容はかなり突っ込んだ所まで書かれており、障害についての誤解、障害を持つ女性の妊娠と出産への理解の低さ、デンマーク留学で学んだ真のバリアフリー、子どもへの性教育など、どれも勉強になるものばかりでした「本を元に…共感が広がる。自分の中の無関心の壁を超える」おすすめ本^^2021/01/13
たくや
36
特に印象深かったエピソードを抜粋。骨の発育障がいの著者。幼少期に検査や介助などで自分の体を大事にすることが難しかった経験から性教育=自分を大切にする事というスタンスで、子ども達に性教育をしているというエピソードが印象的だった。自分の体をきれいにする。命の大切さを感じる。自分らしい生き方をするために対等な人間関係を築く。といった3つのステップをとっている。もちろん、性はプライベートなことだという事もきちんと伝える。性教育は学校や家庭などではあまり詳しく教えないしタブー視してしまう事も多いので興味深く読んだ。2019/09/13
