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内容説明
肥満や糖尿病は糖質が原因と認知されつつあるが、他の多くの疾患も一つの原因に繋がる――糖質過剰摂取だ。7000以上の論文を参照しつつ様々な疾患(心筋梗塞、脳卒中、がん、脂質異常症、アルツハイマー病、うつ病、骨粗しょう症、片頭痛、非アルコール性脂肪肝、緑内障、加齢黄斑変性、変形性関節症、五十肩、不妊症、子宮内膜症、乾癬、ニキビ、脱毛症、逆流性食道炎、難聴、パーキンソン病、前立腺肥大等)と糖質の関係を説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
36
「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因。清水泰行先生の著書。糖質過剰摂取が糖尿病や肥満につながるのは今や常識だけれど、糖尿病や肥満以外にもありとあらゆる病気の原因になるのが糖質過剰摂取の恐ろしさ。糖質過剰摂取がもたらす害悪をより多くの人が知れば、健康的な生活を送れる人が増えるはず。健康はお金では買えないから。2019/08/13
yutaro13
22
最近、糖質を摂り過ぎているので気を引き締めるために。本書ではさまざまな病気と糖質過剰摂取とがいかに関連しているかが引用元と共に示される。著者が強調しているように、糖質の危険性は100%の確度で示せるものではないし、またエビデンスに基づいた記述をしているとはいえ、そもそも引用元の論文もすべてが信頼できるものであるとは言えない。そうした事実を踏まえた上で、各自が糖質を評価するほかないのだろう。著者ブログには以前読んだ津川友介『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』に対する批判などもあり勉強になった。2019/09/12
柊
12
ほとんどの病気に起因しているのが糖質の過剰摂取である、というのはあながち間違いでも無いと思う。もちろん、遠因のものもあるとは思うが、いずれにせよ関係していることは間違いないだろう。そもそも私達のプログラムははるか1万年以上も前から一切変わっていない。なのに、それに則さない糖質という外部の異常物質が大量に取り込まれて、体に異変を来さないわけがないのだ。これもn=1の談でしか無いが、私も数々の持病(軽重問わず)が糖質制限でほぼ全て無くなった。薬の服用も一切していないのだから、つまりそういうことなんだろう。2019/08/06
人間
10
最近貪るように糖質、ケトン体、グルテンについてなどの栄養に関する医者か薬学者の本を読んでいたけれど、どの先生も言うことは皆同じ(少しずつ違うが)で「コレステロールは悪くない」「糖質の過剰摂取は万病の元」「ニセモノの食品を食べてはいけない」あたりは全く共通している。知れば知るほど学校給食のいい加減さ、街中に溢れる食べ物もどき、TVのグルメ情報なんかが狂気に思える。口から取り込んだものの影響の大きいことと言ったら全く驚きで、まだまだ興味は尽きない。私は、幼児の茶碗使ってる。2022/03/09
ATS
8
糖質がいかに人体に悪影響があるのかを科学的根拠をもとに解説。たしかに糖は反応性の高い化合物であるため過剰摂取になると毒になりやすい。しかしながら糖質制限食は国際的にも強くは推奨されていない食事療法で減量目的ならリバウンドするし、過度な糖質制限は糖代謝を不可逆的に損なうリスクがある。つまり糖質摂取したら血糖値爆上がりということが起こりうる(使わない細胞は廃用化する)。また糖質の代替として赤身肉などの量を増やすとそれはそれで悪影響があるだろう。さまざまなリスクがあること念頭に置いておいたほうが無難だろう。2021/02/04
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