内容説明
人はなぜこの世に生きているのでしょう。それは愛するためです(まえがきより)。「男と女」「さびしさ」「くるしみ」など、6つのテーマで、愛にまつわる寂聴さんの名言をコレクション。どこから開いても、心が解き放たれ、勇気がもらえる珠玉の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
友蔵
22
愛するとは、思いやる事。思いやるとは想像する事。相手の境遇や心情を想像し自分の事として感じる事。だから、想像力を鍛えなさいという。美しい日本語が詰まった本をたくさん読みなさいという。時に、人に品のない攻撃的な言葉を向ける人を見るけれども、これを美しい言葉でやってみなさいと考えてみる。人を傷つける美しい言葉なんて見つけることができない。使う言葉を磨くとは、つまりそういう事なんだなと思い至る。2018/07/18
スリカータ
11
これまで瀬戸内寂聴さんが出版した書物からの選出した言葉。瀬戸内寂聴さんらしいのか、仏陀もキリストもマホメットも出て来る。チャーミングであり、説教臭くなく、世俗批判もないので肩肘張らずに読める。2020/01/02
ざるめ
11
寂聴先輩の境地に達するには、まだまだよのぉ(^^;)とりあえず心に余裕を持って生きようと思っている(^^)2019/05/14
ひこぼし
8
瀬戸内寂聴さん、気になっていた人の本を初めて読んだ。さらっと読めて良い言葉も多かった。他の本もいつか読んでみたい。図書館本2020/10/31
鏡也
7
おススメされた本。今は分からないだろうけど、年取った時に思い出せ!っていう勧められ方をしたwそこまで覚えている自信はないです><2018/08/24