FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする

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FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする

  • 著者名:岩政大樹
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • カンゼン(2019/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862555052

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内容説明

元日本代表が自ら筆をとり、「相手を見てサッカーをする」を徹底的に言語化!

日本サッカーがいま最も向き合うべきテーマである
「相手を見てサッカーをする」の言語化に挑んだ著者渾身の書き下ろし。

「自分たちのサッカー」に「相手」を含めない風潮のある日本サッカー界が次のステージに進むためには、
「相手を見てサッカーをする」ことを常識にしなければならない――。

岩政先生の愛称で親しまれる元日本代表の頭脳派は、具体的な方法論を提示しながら、サッカーの本質に鋭く迫ります。
いわば本書は「自分たちのサッカー」深化論であり、すべてのサッカーファン・指導者必読の一冊です。


☆柴崎岳選手が絶賛! 「大樹さんのおかげで僕はサッカーがうまくなった」


【目次】

●序章 「相手を見てサッカーをする」を日本の常識に

●第一章 「相手」を見るための良いポジショニングとは?

ポジショナルプレーや5レーンといった機械的に聞こえる言葉に惑わされてはいけない
プレーしながら考えるべきは二つ「どこに立つべきか」「どこを見ておくべきか」

【1】センターバックにおける良いポジショニング
【2】サイドバックにおける良いポジショニング
【3】ボランチにおける良いポジショニング
【4】サイドアタッカーにおける良いポジショニング
【5】トップ下やシャドーにおける良いポジショニング
【6】ストライカーにおける良いポジショニング
【7】守備者の良いポジショニングと立ち位置
【8】ストーミングとポジショナルプレー、そして言語化と分類
Column1:なぜ結果論が蔓延るのか?
「ロストフの14秒」に見る、終わりのない議論が繰り返される理由


●第二章
システム上の急所を知る
システムを通して、相手の狙いや心理を想像せよ

【1】4-4-2におけるシステム上の急所
【2】4-2-3-1におけるシステム上の急所
【3】4-1-4-1におけるシステム上の急所
【4】4-3-3におけるシステム上の急所
【5】4-5-1におけるシステム上の急所
【6】5-4-1におけるシステム上の急所
【7】3-4-3におけるシステム上の急所
【8】5-3-2におけるシステム上の急所
【EX】良いポジションも動き出しも判断も「相手を見て」決める
Column2:なぜ4-4-2は主流であり続けるのか?
勝負を決めるのはシステムでも戦術でも監督でもない


●第三章

駆け引きで優位に立つ
相手のポジションから見る景色を想像し、勝つ確率を上げる

【1】最初の1プレーにおける駆け引き
【2】セットプレーにおける駆け引き
【3】ヘディングにおける駆け引き
【4】立ち位置における駆け引き
【5】ゴール前における駆け引き
【6】メンタルにおける駆け引き


●終章 フットボールインテリジェンスとは何か?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

se1uch1

78
ポジショナルプレーも5レーンも、そこに立ったら終わりではないのに、言葉が独り歩きしてしまい、本質が理解されていないとのことで、確かに本質である「相手をうまく外すため」を理解はできていなかったのかもしれない。サッカーをしていれば当たり前の守備の話、自分のゴールと相手を結んだ線上に立つことから考えて、それと正反対が攻撃の原則。そして、プレーをしながら考えるべき「立ち位置」と「視野」。若い時みたいに動けないのだから、もっと頭を使ったプレーをしていきたい。そのための参考になった。2022/01/23

16
リミテッド ●どこに立つべきか、どこをみておくか を考える事 ●ボールを受けたときに自分と相手ゴールを結んだ線上に相手を立たせないこと ●センターバックは常に縦への選択肢を持てる状態でボールを受けることが大事。開いてボールを貰うのはその為 ●スローインは相手の背中を取るべき。相手の前から動かない ●まずは原則に従う。その上で判断や技術の話 ●4-4-2が主流なのは相手のビルドアップに2人でプレッシャー。役割原則や約束事決めやすく代表に多い ▷冷静に考えればその通りだよなと思わせてくれる良書2021/04/19

15
著者が絶賛するブスケッツ、あるいはW杯で輝いたモドリッチ。彼らは、「縦に入れるか、逆を使うか」の認知・判断・実行が独力で、しかもスピーディーにできる。多くのチームは、ここに2人も3人も、パスを2本も3本も費やしてしまうので、停滞する。こうした中盤名手の何気ないプレーは、ある意味では派手なシュートやドリブル以上の価値がある▼セットプレーで点を取るコツは、パスが蹴られた瞬間に相手の背中を取ること。言ってしまえばシンプルだが、その裏の駆け引きは厳しい。もっとサッカーが好きになる本!2019/04/01

フリット

8
相手を見てサッカーをするって、確かに忘れがちかも。ボール扱い中心でサッカーを捉え、自分たちがどうプレーするかだけに意識向きがち。ゲームに勝つには、相手がグーを出すならパーを出すことが必要。相手との駆け引きで虚をつくこともサッカーの一部。でも、これらをプレーに反映させることが、難しいのも現実かな。2022/02/19

ランフランコ

7
岩政の言語化能力に感心する。トップクラスの選手ならきっと当たり前にやっていることだろうが、それを論理的になぜそうするのかを素人にも分かりやすく説明できる人はそうはいないのだろう。色々逆算して選手生活も送っていたようだし。今後指導者として大成するかもだな。2022/05/31

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