美空ひばり恋し お嬢さんと私

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美空ひばり恋し お嬢さんと私

  • 著者名:関口範子【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 主婦と生活社(2019/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784391152944

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内容説明

※電子版は紙版に記載の歌詞部分を削除しております(紙版 P.18「緋ざくら小天狗」 P.162「思い出と一人ぼっち」)。

没後30年。今なお愛される、歌謡界の女王・美空ひばりさん。
公私にわたる秘話が満載の「決定版」と言える一冊です。

終生支えた付き人が初めて明かす「昭和の歌姫」との出会いと別れ、知られざる素顔。
昭和36年から平成元年(享年52歳)までの詳細なストーリーに加え、
エピソード「母」「食」「友」「楽」「道」「絆」「情」、付き人たち(通称・三婆)の座談会を収録。秘蔵写真も満載!

■第1章 夢の世界へ
お母さんにスカウトされて/夢の世界だった京都撮影所
“女御大”と“淀君”/スター美空ひばりの現場
■第2章 つのる想い
“ひばり派”だった少女時代/プロマイドを胸に泣いた
ドライヤーで大失敗/一歩後ろを歩く/思いがけず抱きしめられて
■第3章 お嬢さんの結婚
京都までいきなり会いにきた人/「ダーリン」から「あなた」へ
お父さんを見送って/心労から入院/芸で生まれ、芸で生きる
■第4章 一度きりの別れ
裏方の失敗も見事にフォロー/礼儀については厳しかった/突然お暇を出されて
■第5章 バッシングを乗り越えて
新たな節目/紅白歌合戦とNHK/熱い声援を支えに
大盛況だったアメリカ公演/愛がなくては結ばれぬ
■第6章 母に捧げるステージ
一卵性母娘/元気だったお母さんが……
車いすを押してパーティーへ/母の思いを胸に
■第7章 さらなる悲しみ
十年日記/チエミさんの訃報/哲也さんと挑んだ新境地
ポリープ手術の危機/突然すぎる別れ
■第8章 お嬢さん倒れる
心配な兆し/弟・武彦さんの死/足の痛みに耐えきれず
夢で逢えた人/大勢のファンに迎えられ、退院
■第9章 不死鳥コンサート
再起を目指して/五万人収容の巨大スタジアム
不死鳥はばたく/フィナーレの花道
■第10章 川の流れのように
癒しの存在/幻の曲をひとり占めした夜/和也さんが支えに
新たな「人生の歌」/何がなんでも歌いたい/お嬢さんの切ないつぶやき
■第11章 忘れえぬ言葉
病室の名札/ファンが見守った灯
途切れた日記/急変
■そして今、お嬢さんへ

◯エピソード 母/楽/食/友/道/絆/情

三婆座談会(関口範子&齋藤千恵子&辻村あさ子)
付録 美空ひばり 映画・舞台など鑑賞記録(昭和57年~ 関口メモより)
美空ひばりと生きる妖精 ~出版に寄せて~加藤和也

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青木 蓮友

10
わたし和也さんと同い年なのですが「出版に寄せて」を拝読して鳥肌たちました。あんまり立派で、とろけるほどに優しくて。三婆ならぬ三人の妖精たちがひばり邸に今も住んでいるのは、ひばりさんの遺言ではなく、和也さんの気持ちでとは驚きです。三妖精、いまだ付き人現役で、毎朝毎晩お嬢さんに食事をお出ししたりしていて「お嬢は弘法大師かい」と思わず本気で突っ込んでしまいました。令和の世に、この奇跡のバランス。真心か、美学か、はたまた狂気か。「美空ひばり」が生きているようにではなく、実際に生きている。わたしも、そう思いました。2019/07/08

hitotak

7
美空ひばりの付き人を晩年まで務めた著者が書いた様々な思い出話。付き人生活に嫌なことがなかった訳もないだろうが、書いてあるのはお嬢ありし日の華やかで懐かしく、楽しかったエピソードばかり。闘病生活や亡くなる前後のことは辛すぎてあまり記憶になく、メモも残していないそうだ。平成元年にひばりが亡くなり、現在に至るまでひばり御殿に他の付き人たち、人呼んで三婆で仲良く住み続け、訪ねてくるファン達をもてなしているというのが凄い。2019/08/15

Daisuke Oyamada

0
美空ひばり23歳。著者は21歳。 時は昭和36年。 そんなときから美空ひばりの付き人として、寄り添った著者。 私は特に「#美空ひばり」が好きというわけでも無く、 先輩たちがカラオケで歌っている姿。 歌謡界の中でのビックネーム。 そんな印象でしかなかったが、 私の思っている何倍も。 ビックだった。 そんなことを感じさせてくれる内容でありました。 まず、あらためて感じたことがある。 美空ひばりが亡くなったのは52歳。 その年令を・・・ https://bit.ly/3Jk8srj2023/01/23

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