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内容説明
///みんなが知りたい! アートの値段。10万円で買った作品は将来何倍になるのか?///
ビジネスで「アート」が注目されている。先の見えない時代だからこそ、論理ではなく感性がキーになる。その流れの中でアート思考がビジネスの現場で使われ、アートの教養も問われ始めている。
本書は、みんながわかっているようで、じつはわかっていない、アートの世界を「教養」と「投資」という切り口で紹介していく。
著者はタグボートというECサイトを運営し、現代アートを取り扱い、日夜アートの啓蒙活動をしている。
「投資」という視点でみると、アートの「教養」も従来のものではなく、買った後に価値を生むための「審美眼」というものになる。その審美眼を磨くための情報としてまとめられているのが本書だ。
ビジネス教養は日々急速に変化しているが、本書はその流れを受けて、「新時代のビジネス教養書」として読んでもらいたいアート本である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
48
貨幣が国の中央銀行発行という信用で流通するのと同様に、アートはラリー・ガゴシアやデヴィット・ツヴェルナーなどの大手ギャラリーの「信用」で作品の価値を維持している。今や富裕層のポートフォリオの約5%に組み込まれているアート・マーケットは8兆円規模。日本はその1%未満でしかない。年率5%で成長している投資先として、日本の現代アートは魅力的であるとの主張。「tagboat」を運営する社長の我田引水もあるが、若手の日本人現代アーチストを知るガイドとして活用できそう。あわよくば第2の村上隆を育てるため投資する!?2019/05/19
いわにほ
28
アートは色々な意味を持つが、この本では投資と社会貢献の2つの意味を持つと言っている✦社会貢献という側面で捉えるのは良いと思った。✦現代アートとは︰アーティストが独自の視点で「今」についての情報を集め、オリジナルな表現方法でその時代に起きているコトをメッセージとして残す役割。✦若手アーティストを支援することで、各時代の「今」を後世に残す一助を担うことができる。そういう意味でアートに投資するのは良いと感じた(余剰金さえあれば)✦ただし、オークション!お前はだめだ!そこで流通する金はアーティストに還元されない。2019/11/13
inami
22
◉読書 ★3.5 題名からして「教養」と「投資」の比率を7:3と想定して読んだが、逆に「投資」に軸足を置いた内容。世界のギャラリー、アート・マーケット、投資の実態、正しい買い方等について詳細に書かれている。「ジャクソン・ポロック」落札価格224億円、ZOZO前澤さん「バスキア」を62.4億円で落札とアートの世界は賑やかだ。日本人著名作家の草間彌生、村上隆、奈良美智等も活躍中だが、個人的には世界最大の美術品オークション「クリスティーズ」で落札の小松美羽さんに注目している。投資目的でなく「絵」を購入したい 笑2019/06/19
u1
15
富裕層になった気分で読了!ガゴシアンギャラリーは見てみたい。日本のアート市場は世界的にも小規模で、最近こそ若手社長らがオークションで超高額アートを競り落としたという記事も出るが、海外では普通らしい。アートは資産的にみれば長期保有する必要があるが、株との違いは、見て楽しめること。仮に価値がなくなっても好きならそれでいいと。ただ、単に好き嫌いで買うと、投資としては失敗に終わる可能性が高いため、将来的にのびる作家かどうかで判断する。その判断力はアートについての教養がある程度ないと無理。よって、今の僕には無理!2021/03/25
まつり
14
電子書籍で誤タップして購入した本作品だが、ある意味で私の世界観を大きく変えた衝撃作。「芸術の良さ」は時代と共に変わるもので、人類の歴史を辿るのと似ているように思った。現代アートは「何だかイキッていて意味不明で恐いもの」としてどちらかというと嫌っていたのだが、そもそも自分の価値観が非常に狭いが故の敬遠であったことに気づかされた。勿論、自分の直感で好き嫌いを決める事が大切なのは間違いないと思うが、作品を取り巻く背景や作者、金銭価値を知ることで、より多面的にアートを楽しめるようになるのだと知ることができた。2019/10/25
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