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内容説明
天下人である織田信長の寵愛を一身に集めた、美貌の小姓・森蘭丸。しかし彼の母は、信長の宿敵である本願寺に深く信仰を寄せる。主君への忠誠と、母子の絆の間で葛藤する蘭丸。そんな最中に彼は、母の信仰と相容れぬキリシタンの娘を愛してしまった――。複雑な人間関係の綾に悩みながらも、その秀でた才知と克己心で、決して挫けず青春を燃やし続けた乱世の若者の姿を活写する傑作歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
胡瑯
3
表紙の蘭丸の絵に惹かれて購入。信長のお気に入りの小姓という知識しかなかったので、森家の事やフィクションであろう、忍びの乱の話なども楽しく読めた。個人的に蘭丸になかなか手を出さなかった信長だったのも好感が持てた。2023/10/21
ちん
1
歴史に名を残した人物として何か成し遂げたことが書かれているというより、蘭丸と周囲の人間の話という感じでした。長い文章ですが内容は薄めかも。彼についての史料が少ないことも考えると、森蘭丸という人物像がイメージできるような小説でした。
せん @ せーら
1
蘭丸が大好きなので(笑)。凄く美少年、ってことで描かれてますがわたしとしてはそれはそれで非常に嬉しく想いました。内容にあまり密度がないぶんさらさらっと読むことが出来ました。蘭丸をより好きになれた作品だったかなー、とわたしは思います。2010/05/12
エリ
1
素晴らしい美少年に描かれているところに行きすぎ感があるが、ストーリーはおもしろい。伊賀崎道順や百地丹波など有名な忍も登場するので、蘭丸だけでなく忍の話としても楽しめた。 ただ、史実としての情勢がしっかり語られているので、少し堅苦しい感じもある。 2010/02/18
am
1
読んでおくべきと感じたので流し読んだ。万能美少年として描かれているが史実と照らし合わせるとこのくらいが適当なのだろうか。信長の描写が、というか全体的に美化されすぎだった。2009/10/01
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