つれづれ花譚 【かきおろし漫画付】

著者名：長田佳奈

ぶんか社（2019/05発売）

• ISBN：9784821137800

内容説明

少し昔の日本を舞台に、日々を暮らす人びとの生活の一瞬に、「花」を添えて描く…。『こうふく画報』の長田佳奈が贈るノスタルジック・オムニバスコミック！　各話に後日談の描き下ろし漫画つき！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホシナーたかはし]

くっそ、ずっりーなこれ(褒め言葉)!!話が面白くてほっとして、何となくほろりとくる。「こうふく画報」もですが、続編出して欲しい作品。どれも好きですが、特に「菫の君・おまけ花譚」が一番良い。ネコ太郎・・・どんな話なんだろう・・・

2019/04/27

[みやび@夜649]

電子。花をめぐったショートストーリー。スーちゃんとキンちゃんの関係がとても良かった。生活が苦しくてものんびりしている少年の話もグッとくる。女中さんの１日はとても大変…。古き良き昔の日本だなぁ…。

2021/08/26

[はや]

ここに収録されている作品の１つをtwitterで見かけ、他の作品も読みたくなり購入した。背景は明治や大正時代だろうか。丁寧に描かれた小品・衣装・風景によってその文化背景が自然に表現される。その上に"いじらしさ"、"慎ましやかさ"、"奥ゆかしさ"、"粋な"、"凛とした"、といった言葉が思い起こされるような人間心理の機微が現れている作品集だと思う。日本らしさ・日本人らしさの巧みな表現がこの作品集の真骨頂と言えようか。このような機微を表現するのに現代よりも明治・大正がしっくり来るように思えるのはいささか皮肉。

2019/12/08

[ちはや]

【KU】こうふくよりもオムニバス味が薄いかも。誰だっけ？ってなっちゃった。手回しオルゴールの話がちょっと泣けちゃった。

2022/08/09

[北白川にゃんこ]

クオリティ高くいつまでも読みたくなるがこれくらいがよいのかもしれない

2022/03/11