内容説明
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対話形式で、数理モデルの基礎が身につく入門書。数理モデルとは、現実の世界で起こるさまざまな現象を数式で表したものです。数式にすることで、その現象の性質を理解したり、その現象に何か変化があるときに、どのように変化するか予測したりできます。アンケート調査で正直に回答してもらうにはどうすればいいか、商品レビューの信頼度をどう評価するか、ある条件の変化が売り上げの変化の原因かどうかなど、身近なテーマを題材に数理モデルを解説。統計や確率の記憶がおぼろげでも大丈夫。数学記号の読み方を丁寧に紹介していきます。とっつきやすいのに本格派な一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
12
事情により流し読みにとどめたが、序盤に出てくる「回答のランダム化」だけでも読む価値がある。「(禁煙の場所で)煙草を吸ったことがありますか?」というアンケートをとっても正直に答える人は少ない。これを【①コインを投げる。表が出たら「はい」を選ぶ、②裏が出たら、上記質問に「はい」「いいえ」どちらかで答える】という形式に変えると、正直に回答する人が増えて実態に近づく。当然、回答を集計しただけでは使い物にならないが、数学的に加工すると十分に使えるものになる。2022/06/07
エリナ松岡
10
他の方のレビューも書いてありますが、結構難易度高いです。ラノベ風の会話から何気ない始まり、突然切り立った崖のような難易度になるので最初はちょっと驚きました。まあもし簡単過ぎたらそもそも読む必要もないので、これで良かったのかな… 色々な数理モデルのカタログといいますか、とにかく興味を持つきっかけになったと思います。2020/10/25
Iwata Kentaro
8
これ最高!ぼくの中では最高傑作!今まで足りてなかったところを上手く埋めてくれる傑作。正規分布ってなんの分布なの?とかパワーってなに?とか有意差ってなに?みたいなど真ん中な数学に真正面から取っ組み合っていて、多くの医療者がボタン一つでとりあえずやってる統計解析の「わかったふり」を暴く本。文章も洒脱で青葉の「わかんない」が読者とシンクロしています。繰り返しますが、僕の中では本年最高傑作です。乾いてたところに水を与えられました。2019/04/14
_apojun_
7
図書館本。卒業までに彼氏ができる確率だとか、理想の部屋を探す方法みたいな日常的にありふれた問題を統計や確率の手法で根拠のあるモデルを作っていくという内容。 個人的にはとても面白かった。 ただ、普段図書館本は寝る前にベッドの中で読むのが日常なので、それには全くもって不適切。 モデルを導くためにめっちゃ数式が出てくる。しかも、丁寧に最終的なモデルにたどり着くための過程の式まで載せてくれているので、1ページまるまる数式ってこともある。 これは、しっかり机に向かって、紙とペンを片手に読んでいかないとダメでした。2021/10/08
aonatsu7
6
少しずつ読み進めてやっと積読解消出来た。数理モデル、というよりは統計学と経済学の有名な概念を日常生活に落とし込んで難し過ぎない数学でからくりを理解するという感じ。モデル化することの楽しみを教えてくれる、初心に戻れるような本。ここで上がっているモデルを空でもすぐに組めるようにしたらスキルアップにつながるだろうか。続編も読みたい。教えてもらう側の女の子の口癖が「ちょっと何言ってるかわからない」なのは毎回気になる。(こういうのによくありがちな、教えてもらう子が賢すぎるという所もそこまで多くなくよかった。)2021/06/03




