内容説明
電子書籍版では書き下ろしのまえがきを収録!
「あるある」「上層部に読ませたい」「励まされた」など30代、40代の共感の声多数。
うまくいかない、おかしい、腹が立つ。仕事、会社、人生、社会でズレているのは自分?それとも…。
文春オンラインの人気著者による、時代と自分のズレを 認識し希望に変えるための必読書!
●おもな目次
【第1章】 仕事観のズレ
・部下がついてこない人の「失敗の本質」
・頭のいい人たちが集まっているはずの組織がやる、馬鹿なこと
【第2章】 人生観のズレ
・休むのが下手で、頑張れば上手くいくと思い込み過ぎ
・この時代「人生のデザイン」なんて、できるのか
【第3章】 企業観のズレ
・若者に、いまの年寄りの人生アドバイスは役に立たない
・「人工知能が採用面接で人間を見抜く時代」の欺瞞と憂鬱
【第4章】 世代観のズレ
・育児に労働に疲れ果てる女性と、所得が低いと馬鹿にされる男性
・通勤ラッシュの赤ちゃん「日本は育児に冷たい」の妥当性
【第5章】 結婚観のズレ
・「絶対に成功しない婚活」×「必ず結果を出す正しい努力」
・「わたし、肉食だから」と自称する女の人について
【第6章】 時代観のズレ
・オタクがオタクでなくなるとき
・無い才能の、見切り方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
102
世の中の出来事に一喜一憂せず、人の顔を見て右顧左眄をしないための指南書。仕事・人生・家庭などあらゆる局面において途中で投げ出せない40代半ばが世の中を「泳ぐ」ための方法が書かれている。山本さんと同じく40代の人が読んでも興味深い内容と思うが、20~30代の人にオススメ。もし20代のときにこの本を読んでいたら「何をジジくさいことを」と思ったかもしれない。年を重ねたからこそできる世渡りをする上でのヒントが詰まっていると思う。若い人は見習いなさいと説教じみたことを言わなくてもそのうち分かるよ。2019/07/29
おおたん
19
著者の表現が私個人的にはしっくりきて、読みやすかったです。著者の人生で気になる点や感じることなどが書かれています。本の説明が難しいですが、ビジネスパーソンなら、実感することやなるほどと思うことが多く、息抜きと知識の蓄積のために読んでおいていいと思います。◆プロジェクトは数字だけでなく、現場の仕事の流れを良く、仕組みを効率的にする◆カネがあれば、自分の欲求と見比べながら可能なことを実現できるようになる◆若さに依存する資産の減価償却の速さには驚きを禁じ得ません。◆社会的に許されることという容認量が減っている2021/09/22
ライクロフト
7
文春オンラインに掲載された記事からテーマに沿ったものをセレクトしたエッセイ集。安定した面白さ。50代以上の年配者に読ませたいな、と思ったりするエントリが目に付いたものの、そういう人はあんまり読んでないんだろうな。それにしても、父母父母介護と育児と仕事との合間を縫っての執筆とのこと、いくらスマホが活用できる時代とはいえ、さすがすぎると思う。2019/06/07
GASHOW
5
カツラがバレるのは、ズレた時だろう。人類は隠れたものを脳内で推測して、危険を回避してきた。変化に気付いてしまうし、変化の無いものを見つけるのは苦手だと言う。カツラの人は、自分の視界にない物がズレてないか、バレてないか常に心配しているのだろう。ズレずに生き抜くのは、難しい。人と同じような人生のようでも抱えた問題は、人それぞれで、社会とのズレを許容範囲にしながら生きることは、それぞれに大変なことで、生きることを地獄と例えていた哲学者もいたな。2019/12/12
復活!! あくびちゃん!
3
この著者の本を初めて読んだのだが、タイトルの付け方が悪い。実用書だと思って読み始めたら、おっさんの毒っけのある愚痴をまとめたエッセイだった。つまらないという程ではないが、毒づいているのも中途半端だし、話しも取っ散らかってるしで、結果として著者と同年代のおっさんにしか需要がなさそう。もう少し編集者も考えようよ、という本でした。残念!!2019/11/16
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