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内容説明
現代社会では、正当な理由があっても「怒り」などの感情にまかせて行動することでトラブルになることがあります。とはいえ怒りは必要な感情であり、なくせばよいというものでもありません。本書では、認知行動療法の専門家である著者が、怒りの正体を知り、怒りをコントロールし、上手に自分の主張を伝えていく方法を、マンガとともに紹介します。ビジネスシーンや、家庭でのやりとりなどケーススタディも豊富。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
90
アンガーつまり怒りという感情をどのようにコントロールするか漫画を使ってわかりやすく書かれていた。アンガーという感情はむしろ人にとって必要なものということ。ただそれをどのような場面で必要とするか、怒りの感情の程度を知るだけでもコントロールしていること。正義感も場合によってはとんでもない怒りに変身するしそんな感情を持つ人は白か黒かで思考している。以前読んだ認知行動療法に通じるものあり。会社勤め時代に上司が今考えるとアンガーコントロールの達人だったと思う。その正反対のパワハラ上司も何人も見てきた。2021/01/07
ノンケ女医長
15
アンガーコントロールできていないことの、デメリットは限りなく大きい。分かりやすさ、伝わりやすさに力点が置かれている。読みやすく理解しやすいので、ストレスなく著者の話を受け止められる。理想論ばかりで実現不可能な対応方法の紹介に終始される本も多いが、今作は違う。基礎的な理解を深めるのに、とてもいいのでは。2023/01/22
めい
9
怒らない人になりたいと思っていますが、怒りの感情すら湧かなくなることと、怒りをコントロールすることは別。コントロールはなかなかうまくいかないです。俳優になりきって、演技してみるというのは面白い。限界の時は逃げる、この逃げ方をもっと知りたいです。2023/03/18
りお
7
🌸怒りっぽい人は自分が日頃「こうあるべきだ」と考えているルールが破られ、ものごとが思わぬ展開を見せた時に怒りを感じる。 🌸感情に任せ怒りをぶつけるとそれが正当だとしても社会では受け入れられない。 🌸親や上司と言った関係性で「役割意識」を強く持っている人は怒りっぽくなる。 🌸怒りをぶつけて相手を従わせることは効果的なコミュニケーションにはなりません。相手から、能力を発揮する機会を奪うことになるので結局自分が損をすることになる。2021/02/04
綿帽子
6
仕事で上手くいかなくて悩んでいた時に出会った言葉「アンガーマネジメント」。それから2年はたっているけど「分かっていても出来ない!私は根本的にダメな人間で治せないんだ」と悩み落ち込み自分を卑下する日々でした。しかしこの本を読み、私はアンガーマネジメントが出来てたのかと初めて手応えを感じられた。まずは自分の怒りを把握する事。自覚する事で大きく第一歩は踏み出せていた。暗中模索していく中で、山を越えた今やっと一筋の光が見えた感じ。2019/02/13