内容説明
“地獄の独裁国家”と訣別し脱出して、「日本に来て良かった」と心底から叫びたい!
そして、本書が、日本という国の素晴らしさを、多くの日本人が再発見する一助になれば――
これから先、次の新しい元号の時代になって、“日本が日本でなくなること”を私は一番恐れている。人間性豊かな日本、思いやりの日本、美しい日本。日本は何としてもいまのままでいてくれなくては私が困る。日本が日本でなくなることは、私の人間性、私の人生もなくなることを意味するから。「日本は絶対に俺を裏切らない」――そう信じることが、いま、私の生きる支えなのである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零水亭
21
中国の実情がよく分かりました。2022/12/12
yumiko takayama
3
1日で一気に読み終えた。中国共産党、毛沢東が一国集中のためにどれだけ国民を洗脳してきたか、文化革命後に今までのやり方が通じなくなると今度は今まで全く行ってこなかった「反日」を掲げて共産党への不満を日本に向けさせて、洗脳を続けている。 石平さんが子供の頃にどれだけ純粋に共産党のことを信じてきたのか、そしてそれが大学進学とともに打ち砕かれ、民主主義自立のために奮闘してきたか。しかし、あっけなく天安門事件で友人達を虐殺され、心に大きな傷を負ったことを書き記してくれている。 この本には本当に感動した。がんばろう2021/03/17
たっちゃん
2
ロシアとウクライナに見られるように中国は日本を占領しようとしている。元中国人の石平氏が中国という国の中身を詳細にわかりやすく説明しています。ありがとうございました。2022/09/26
NGT
1
中国で生まれ育ち日本に帰化した石平先生の自伝。 文革の狂乱の影で密かに論語を教えてくれた祖父、民主化運動と天安門事件、日本への留学中帰国のたびに反日が増して行き困惑したこと、反日愛国者となった甥との口論など、石平先生でなければ書けない内容ばかり。また、儒教や仏教・禅に関しても深い教養による洞察でもって書かれており、読み応えがあります。 石平先生は留学中、京都の嵐山に来たときに唐詩宋詞に描かれたような風景に出会えたそうです。このような日本のいいところを永く維持したいものです。2019/04/29
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