内容説明
頻発する激甚災害の裏で活躍する自衛隊だが、その活動が最もクローズアップされたのは、先の東日本大震災だった。“オール自衛隊”で臨んだ東日本大震災の死闘――現地取材で判明した感動秘話を紹介。以降の激甚災害についても論考している。自衛隊評論の第一人者による集大成!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
34
自衛隊員を生身の人としての認識したのは有川浩さんの小説がきっかけでしたが、世間的にも自衛隊を身近に感じる風潮はあったと思います。昔なら自衛隊好きなんて言ったら、即鷹派扱いでしたものね。この本は、東日本大震災を始め、災害派遣、人命救助、不発弾処理まで、様々な民間人のための自衛隊活動をまとめたものです。ちょっと読みにくいところや説明不足なところもあり(予備自衛官なんて普通の人は知らないよね)、称賛の声ばかりを集めたきらいはありましたが、あざとくても何でも事実を形として残したことには価値があると思いました。2019/03/26
ごいんきょ
15
チョット提灯持ち的な気もするけど、眼頭が熱くなる内容でした。2020/02/14
Lesta01
4
同業なので借りてみた。 その中で… 【 沖縄の離島では、平成20年から29年までの10年間で、毎年平均400回の急患空輸を行なっており、つまり毎日1回以上の緊急空輸が行われてきたことになる。】 同期生にいるヘリパイに聞いたことがある。 「 急患はスクランブルと違い、国民の命が掛かってるから… 」と言っていた。 大きなことを言うわけではないが「自分たちがやらねば誰がやる」最後の砦として大好きな日本のために貢献していきたい。2019/06/09
Natsum
2
ホント、ありがとう。です。 2019/04/15
Tomonori Yonezawa
1
【地元図書館】子供の頃より自衛隊に悪い印象は持ってなかったが、今は自衛隊員の義兄や甥もいて、むしろ好きである。東日本大震災では同じ場所でキャンプしたこともあった。自衛隊員さんには感謝しきれない。この本読んで涙がジワっと来るなら、彼らが憲法上どんな存在で、安倍晋三が自衛隊をどうしようとしているのか、邪魔をしているのは誰か、キチンと向き合って投票する。それが感謝の表し方だよ。読み始めると読み終わるまで頁をめくる手が止まらない本でした。原災担当として参考になったのは2行程。2019/04/27
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