岩波新書<br> 変えてゆく勇気 - 「性同一性障害」の私から

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紙書籍版価格 ¥842
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岩波新書
変えてゆく勇気 - 「性同一性障害」の私から

  • 著者名:上川あや
  • 価格 ¥842(本体¥780)
  • 岩波書店(2019/05発売)
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内容説明

幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は,27歳のとき「男性」として生きることをやめ,やがて「女性」として暮らすようになった.今,さまざまな困難を抱える人々の声を聴き,見過ごされがちな問題を可視化するために発言を続ける.誰もが自分らしくのびやかに暮らせる「寛容な社会」を創るための熱いメッセージ.

目次

目  次
   はじめに──いくつものボーダーを越えて

 第1章 「私の戸籍は男性です」──政治家になった
  1 顔を見せて訴えなければ
  2 手探りの選挙活動
  3 変わってゆく街の空気

 第2章 私は誰?──性を見つめて
  1 仲良しは女の子
  2 第二次性徴
  3 孤独感と罪悪感の中で
  4 サラリーマン時代
  5 「もうごまかせない」

 第3章 性を移行する──居場所を探して
  1 初めて仲間に出会う
  2 性を移行する
  3 「女性」としての暮らし
  4 社会保障制度が使えない
  5 司法への絶望

 第4章 性別変更に道を拓く──「性同一性障害者特例法」の成立をめぐって
  1 議員立法の知らせ
  2 国会のルール
  3 特例法の成立
  4 なお残る課題

 第5章 ちいさな声、声にならない声──当事者のニーズを掘り起こす
  1 「常識」を疑うことから
  2 一万五六〇〇人の「外国人」
  3 七〇〇人の「オストメイト」
  4 ひとり親家庭の実態
  5 要約筆記と手話
  6 失語症会話パートナーの養成
  7 バラバラの「点字ブロック」
  8 政策決定の現場で

 第6章 沈黙から発言へ──「変える」方法
  1 沈黙は「存在しない」こと
  2 自己肯定感をもつ
  3 確実に声をとどけるために
  4 権利意識の危うさ
  5 嫌がらせに負けない方法

 第7章 「フツウ」って何だろう──寛容な社会とは
  1 ボーダーライン、この恣意的なもの
  2 性的少数者のいま
  3 「フツウ」って何だろう
   あとがき
   ◆もっと詳しく知りたい人のために