内容説明
就活に勝つ学生はどんな人間なのか。企業に好かれる素直さを発揮するにはどうしたらよいか。タフであるとは単に打たれ強いということではないのではないか。
自分の言葉で答えるとは何か。オリジナリティのある経験を持たない人が何を語ればいいのか。これらのことは全て訓練でなんとかなる!
24年間の大学教員生活と学生の指導経験から導き出した、教育界の第一人者・齋藤孝ならではの実践的就活トレーニングメソッドを豊富に収録。
就活を通じて一生役立つ表現力・教養力を身につける・齋藤孝の就活成功塾、ここに開校。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウィズ
5
「素直さ」「タフさ」「主体性」「言語能力」の4つの資質が高水準な学生は、企業の人にそのポテンシャルを評価されやすいのだという。タフさとは「回復力」のこと、エピソードを話すと自分のことをよく知ってもらいやすくなる、喋る内容は必ずしも自分の経験でなくていい、など、今後に活かしていきたい。2019/05/04
miyatatsu
5
時間の無駄2019/05/04
らる
2
新卒採用はポテンシャルを見る。ポテンシャルは「素直さ」「タフさ」「主体性」「言語能力」に分解できる/就活は小手先のテクニックで乗り越えるべきではない。面接で「嘘をつく」人と一緒に働きたい人は居ない/話は「エピソード形式」で。事実だけでなく、反省をプラスする/タフさは単に傷つくのに強いということだけでなく、「回復力」も大切/当事者意識は「具体的に」考えていくことで得られる/大学生は読書に取り組むのに最良のタイミング。「自分に関係あるもの」として読むと、同じ本を読んでいても「自分なりの情報」にできる2022/05/21
月と星
2
★★★★4つの資質(素直さ・タフさ・主体性・言語能力)が詳しく書いてある第1章だけでも,就活中の娘に読ませたい。第2章以降は,大学1年生の息子に。2021/03/15
葉
1
素直さ、タフさ、主体性、言語能力が必要という。それを踏まえつつ、そこからの体験を掘り下げていくことが就活では重要。図化思考力はGDなどで必要となってくる。大学時代に芸術に触れる機会を持っていなかった。そこを就活で突っ込まれたことはないが、知識や経験のひとつとして触れてみてもよかったのではないかと思った。他の志願者と差別化や適応能力はどの会社への就職でもキーポイントだ。2019/08/19