内容説明
雑貨店「夢見堂」で住み込みのバイトを始めた日下昭子。そんな彼女の元に、橋本裕司から父親の形見である黒電話の修理が舞い込んだ。分解してみると、そこには不思議なメッセージが……。昭和雑貨をモチーフにした書き下ろし連作謎解きミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
175
人と人に縁があるように、人と物にも縁がある。そう思わせる作品でした。そして、THE昭和だね。昭子は、育った生活環境のせいなのか、コンプレックスの塊なのかな。不器用な娘なのかもね。昭和の懐かしさを堪能できました。裕司、優しさを感じるね。度量の大きさを感じます。きっと、いいところに就職できるよ。昭子と裕司、なんだかんだ似合ってる気がするね。きっとこの2人がつきあったら、ナウくてバッチグーなアベックだね。『奇跡の柱時計』が優しく切なく、涙がちょちょきれました。2019/08/11
み
28
たぶん初読みの作家さん。昭和を愛するキャラが、ちとうざい感がありましたが、かなり無茶な謎解きな感もありましたが、嫌いじゃなかったです。2019/09/12
紗世
23
ミステリー小説?昭和家電雑貨屋に持ち込まれた物に秘められた謎を解く話。小説とはいえ社会常識のないヒロインが受け入れられなくて全てダメでした。性格も悪い。リーマンショックもキツかったと思うけどそこは就職氷河期世代とはいわないし、話の展開も強引だし気になる点が多すぎて、私にはハマらなかった。2026/03/28
たぬ
22
☆4 死人も怪我人も出ないミステリはのほほん気分でゆったり読める。黒電話、ファミカセ、柱時計の謎解き3本はどれもなかなかの面白さだった。おばあちゃんの叶わぬ恋のエピソードが切ない… 作者さん1979年生まれだからビックリマンやファミコンのくだりは筆が進んだだろうな。日下昭子はかなり面倒くさい女だけど嫌いじゃない。好きなこと以外はどうでもいいしズボラってのは親近感湧く。余談ながら前田のクラッカーはとてもおいしい。2024/04/29
toto
13
第一章の黒電話のお話のみ。もっとノスタルジーかコメディに振り切ってる方が私は読みやすいかな。2024/08/27
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