小学館文庫キャラブン!<br> 京都上賀茂 あやかし甘味処 鬼神さまの豆大福

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小学館文庫キャラブン!
京都上賀茂 あやかし甘味処 鬼神さまの豆大福

  • ISBN:9784094066401

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内容説明

鬼神と白虎が作る京の和菓子のお味は?

幼い頃から「あやかし」が見える芹沢天音。そのせいでずっと「おかしな人」「嘘つき」と言われていた天音は職場でもうまくやれず、仕事を辞めて、生前祖父が和菓子店を営んでいた京都の家で暮らそうと上賀茂を訪れる。だが、無人のまま放置されていたはずの家に見知らぬ青年が。しかも一階の店舗は開いていて、雲龍庵と書かれた祖父お気に入りの看板も入り口の上に掲げられている。一体どういうこと? おどろく天音に、店主だという青年・北条成清は、祖父に頼まれて味を受け継ぎ、小太郎・小菊という幼い双子と三人で雲龍庵を続けているのだと語る。祖父から「いつか天音が訪ねてくるだろう」と聞かされていたという成清の言葉に、天音は少々怪しく思いながらも菓子作りを手伝うことを決める。ところが、かわいい双子のきょうだいは、眠くなるとなぜか小さな虎に変身!? しかも成清の頭には小さな角が見えて……。
 あやかしが営む和菓子店で、あやかしとともに始めた不思議で優しい同居生活。やがて天音は、祖父の和菓子を作り続けることが、あやかしと人間を繋ぐことになると知る――。京都和菓子×あやかしストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

59
豆大福を手元に置いて読むべき本ですね。たしかに心身が疲れてる時食べる豆大福は元気の素になる気がする。タイトルのままの内容だけれど鬼神様とヒロインの恋物語要素は薄い。他の人に見えないものが誰かを襲おうとしているときに見てみぬふりをするのはつらいし、助けようとすると傍目にはアブナイ人に見えるし…困るよねえ。2022/08/25

寂しがり屋の狼さん

47
久しぶりの「あやかし」もの🐾京都を舞台に四季を感じる和菓子が沢山でてきて良きかな(*^.^*)豆大福が食べたい2020/12/28

はつばあば

45
妖が視える人って大変やねぇと読み始め・・?この作家さんの結構読ませてもらってますやん??と一挙に龍神様の花嫁まで読了。鬼神さまも半妖・・それなりに辛い日々を送ってこられたのやと思いますが妖の中でも最強やなんて!怖いもの無しやないですか。人と妖の繫がりが和菓子でやなんて平和ですなぁ。それにしても300年も生きてきてるってしんどくないですかねぇ2023/10/16

ぽろん

42
サクッと読了。双子の白虎が何とも可愛い。カッコ良い鬼神とあやかしが見えてしまう主人公との距離感に顔がにやけてしまった。水無月も食べたいなあ。2019/07/04

ぶんこ

38
和菓子屋さんとツンデレ気味な俺様キャラだけど、本当は優しいイケメン。今までにも読んできたような設定の中、私にはイマイチ主人公の天音さんの魅力が伝わってきませんでした。それでも和菓子屋さんが舞台というのは素敵。四季折々の節句にあわせた和菓子の数々、節句ごとに食べたくなりました。日本っていいな。2020/03/23

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