小学館文庫<br> 小説 映画 空母いぶき

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小学館文庫
小説 映画 空母いぶき

  • ISBN:9784094066326

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内容説明

超ド級の映画「空母いぶき」を完全小説化!

 巨匠かわぐちかいじの同名コミックを原作とし、壮大なスケールで描かれた映画「空母いぶき」を完全ノベライズ!

【ストーリー】
 ――そう遠くない未来。東アジア海域における領土争いは激化、日本近海でも軍事衝突の危機が高まりつつあった。
 日本最南端の波留間群島沖では、国籍不明の武装集団が海上保安庁の巡視船に発砲し、乗組員を拘束、領土の一部を占拠した。未曾有の緊張が高まる中、政府は航空機搭載型護衛艦『いぶき』を旗艦とした第5護衛隊群を現場海域に派遣する。
 戦うか、護るか――。
 敵潜水艦のミサイル攻撃に対し、航空自衛隊のエースパイロットから『いぶき』艦長に抜擢された秋津竜太と、海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也の決断は? この国の未来を左右する運命の24時間。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

39
地元の映画館では放映予定が無くて残念でしたが、小説化されたので購入。戦闘シーンは良くできていて面白かった。けど、自衛隊物っていつももどかしさを感じてしまう。専守防衛で先制攻撃できないどころか攻撃されても総理大臣がなかなか決断できなくていつも受け身になってしまう。自衛隊員が殺されているのに敵を一人殺しただけで悩む上官って平和ボケは自衛隊員にも及んでいるのか。戦闘と戦争の違いはなるほどなあと思った。面白い話ですがラストは拍子抜け。もう少し何とかならなかったのか。2019/06/12

シナモン

29
購入本。映画「空母いぶき」のノベライズ本。原作のコミックは読んでません。東亜連邦からいきなり攻撃され対応を迫られる日本政府と実際の現場にいる隊員の緊迫感ある一日を描いている。平和を願う令和の時代の始まりにこれを読んだというのがちょっとショックだった。決して現実になってほしくないと願う。映画化(西島秀俊さん出演で観ようと思った)されなければ、読むことのない分野だったので戦争、平和の有り難さについて考える機会になったのは良かった。2019/05/20

来未

27
国防ってなんだろう?と考えさせられる作品。初島付近で不審な漁船群を発見した海上保安庁のくろしま。日本の領海すれすれを行き来する不審船への通告の最中、発砲されるところから物語は始まり、戦争にもなりかねない戦闘が幕を開ける。空母いぶきを始めとする護衛艦や潜水艦はどんどん戦渦に巻き込まれる。 本作は戦闘シーンはさることながら、どこにでもあるコンビニも一つの舞台となる。海上では戦闘、地上ではいつもの暮らしが流れており、緊張感のコントラストは、日常は当たり前ではないということに改めて気づかされた。2023/01/08

やな

13
映画を観た帰りに、購入、当たり前やけど、映画とほぼ同じ内容やった。2019/06/01

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

10
2019年 5月 7日 初版。。。架空の連合国が日本の島を占領した。コンビニ(恐らく日常平和の象徴)と政治家(たぶん危機管理センター)と海上自衛隊(重装備だが実践経験がない)をリンクさせ、島嶼奪還作戦や、機動部隊の運用、空母不要論などいろいろな角度で面白かったが、如何せん映画ノベライズということで、端折りが多く残念。原作を読んでみようかと思案中。2019/05/21

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