空飛ぶクルマ 電動航空機がもたらすMaaS革命

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空飛ぶクルマ 電動航空機がもたらすMaaS革命

  • 著者名:根津禎【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2019/04発売)
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  • ISBN:9784296101870

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内容説明

ウーバーも参戦する空のMaaS市場、巨大産業を支配するのは?

「空飛ぶクルマ」に乗って渋滞に巻き込まれずに目的地までひとっ飛び――。SF映画などで見られた光景が、当たり前になるかもしれない。「空飛ぶクルマ」とは、航空機と自動車が融合した新しいモビリティー(移動手段)だ。巨大市場に急成長する可能性を秘め、新興企業から大手企業までが主導権を握ろうと世界中で競争が激化している。

エアバスやボーイングなどの航空機メーカー、トヨタやダイムラーなどの自動車メーカー、シーメンスなどの部品メーカーがこぞって注目している。

さらに、配車サービス大手の米ウーバーは、空のライドシェア「uberAIR」を発表し、空飛ぶクルマの動きを世界でリードしている。

日本の産業界も参戦し、経済産業省は「空飛ぶクルマを日本の新産業に育てよう」と動いている。

空飛ぶクルマを巡る一連の動きをまとめた本書を通じて、巨大産業の産声を感じてほしい。

目次

【序 章】離陸する「空飛ぶクルマ」、先行する海外勢を日本が追う

【第1章】勃興する新市場「空飛ぶクルマ」
 1-1 早くて安い「空飛ぶクルマ」、MaaS の一翼担う
 1-2 百家争鳴、新興企業が大手に挑む
 1-3 空のライドシェアに賭けるUber、2023 年開始に向け急ピッチ
 1-4 Daimler やIntel を魅了するドイツの「空飛ぶクルマ」、Uber に挑戦状
 
【第2章】電動化が変える航空機市場
 2-1 電動化で始まる空の革命、あらゆるサイズの航空機に
 
【第3章】破壊的イノベーションに備える航空大手
 3-1 数百億円を投じて全方位で電動化を進めるAirbus
 3-2 Boeing が自律型eVTOL を試験飛行、日本との協力体制を強化
 3-3 大手ヘリメーカーも参戦
 3-4 破壊的イノベーションに備える航空機エンジン大手
 
【第4章】加速する電動化技術の革新
 4-1 目標は「クルマの5 倍以上」、パワー密度向上に向けた技術開発に拍車
 
【第5章】電動航空機を日本の基幹産業に
 5-1 空飛ぶクルマが日本の空へ、オールジャパンで欧米勢に追走

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄骨構造

24
熟読した。地上を走るクルマ業界ではCASEを始めとする変革の話題がホットである一方、世界には既に、空を飛んでやれ!という「空飛ぶクルマ」に着手している人々がいる。私も昨年アメリカに行って、その事を肌で感じて来た(なんと彼らは飛行機をDIYしている!日本人とは全然感覚が違う!)。彼らが将来、世界のパイオニアと成り得るかどうかは、神のみぞ知る。しかし、他人事ではない(爆2020/01/04

スプリント

11
空飛ぶクルマでとても気になるのが騒音です。 ヘリコプターもドローンもとんでもない騒音を撒き散らしますが何か劇的な手立てがあるんでしょうか? 騒音についてまったく触れられていないのが気になります。2019/07/07

どんたこす

9
地上走行型の空飛ぶクルマと電動の小型VTOL機がある。電気自動車とドローンが技術進化と低コスト化をけん引した。前者は個人用として2019年頃から製品化が始まる。後者はMaaS革命の一環としてライドシェア等に組み込まれながら2025年頃から普及するとみられている。Uberとドイツのボロコプターが一歩先行している。2020年代は空飛ぶクルマ関連の話題がきっといろんなところで取り上げられるだろう。現実にそのサービスを自分が利用できるのはもう少し先の2030年代になりそうだが、あと10年〜15年楽しみでもある。2019/09/05

YUJIRO

3
トヨタが空飛ぶクルマに投資したことから再読。空飛ぶクルマだけでなく、航空業界全体の電動化について触れられている。電動化により整備コストや燃費を大幅に改善することが可能。小型機では完全電動化がすでに可能で、中型機~はシリーズハイブリット化が当面の目標となる。2020/01/27

keitakenny

2
プレスリリースをまとめたような一冊 現状と数年前とを比べ、これから実現される空飛ぶクルマ社会を想像できる2021/08/07

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