皇位継承 -歴史をふりかえり変化を見定める

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皇位継承 -歴史をふりかえり変化を見定める

  • ISBN:9784634591189

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内容説明

天皇は古代から連綿と続いてきたが、皇位継承のあり方は、一定不変のものではなかった。歴代の皇位継承を歴史学の視点から客観的かつ網羅的に解説。この一冊で古代から現代までが一望できる。政治や社会の影響を受け、さまざまな形で伝えられてきた皇位継承の歴史をふりかえり、天皇や天皇制を考える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KF

11
半世紀以上生きてきて、昭和、平成、今上天皇の三代の継承があった。 現時点で次の継承を想定すると秋篠宮親王、悠仁親王、常陸宮親王の順で、男系は絶えるようだ。 常陸宮親王は昭和10年生まれ。選択肢は乏しい。 近世以前に皇室内の継承は南北朝の対立に至る程に人材が豊富過ぎた感はあるものの現状は厳しい。 女系の天皇となると平城京時代の称徳天皇依頼となるのだろうか。それでも現時点で常陸宮親王までの3人しか継承者がいないのでは、改めて女系天皇の論議があって良いのではないだろうか。 126代にわたるが存在感は弱い感じだ。2023/08/12

犬養三千代

7
権力闘争の歴史のダイジェスト。奈良時代以降貴族達が必要としていた 「天皇」必要ってことが、よくわかる。さて明治から後は大変な時代になった。時代の風は側室を認めない!存続は??2020/07/09

fs_htnk

3
室町末期から江戸時代にかけての朝廷がどんな役割を果たし、どう継統したかは日本史ではほとんど学習しない(記憶がないだけか?)わけで、駆け足ではあるが、その辺りのまとめとしては十分。意外に明治の皇室典範にも興味深いものがあった。2019/05/06

渓流

2
今後記事化される新聞記事を読むときの基礎知識の仕入れに読んだ。皇位継承は時代とともに一本の直線で進んできたのではなく、曲がりくねってきたことが理解できた。ただ、それが意図されたかどうかは不明だが、男系で連綿と継承されてきたことは事実。2019/07/14

ゆめかまこと

2
一口に後を継ぐといっても、偉い人たちはいろいろ大変なんですね2019/07/03

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