角川文庫<br> 殺人ライセンス

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角川文庫
殺人ライセンス

  • 著者名:今野敏【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2019/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041081754

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内容説明

高校生が遭遇したオンラインゲーム「殺人ライセンス」。ゲームと同様の事件が現実でも起こった。犠牲者の名前も同じであり、高校生のキュウは、同級生の父で探偵の男とともに、事件を調べはじめる──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
かなり前の書かれた作品のようですが、今の現実の社会を描いているような感じです。主人公が高校生の男女が絡む青春小説のようで今野さんの作品にしては珍しいものです。ウェブサイトに殺人ゲームのようなものがあってそれが現実の殺人事件が起きると消えてしまいます。軽いノリですが結構楽しめました。2019/05/17

のり

90
ネットでオンラインゲーム「殺人ライセンス」を偶然見つけた高校生。斬新なゲームと思っていたが、殺人依頼の基礎データに載っていた人と類似した人がリアル世界で殺害された。たまたま似た事件と思っていたら2件目の犠牲者が…同級生の女の子からは、放送終了になったTVから声が流れたと相談を受ける。女の子の父親(新米探偵)と情報収集する。警察の捜査も遅々として進まない。この奇妙な出来事に関連はあるのか…顔の見えないネット社会の闇である。2020/06/06

あも

87
文庫化されたばっかなのに古臭いなぁと思ったら2002年刊行だった。ネットが一部の人の趣味から携帯電話の普及で一般化しつつあった年代。パソオタ高校生が偶然見つけた"殺人ライセンス"という標的の殺害を目指す神出鬼没のゲーム。それと現実の殺人事件がリンクし、同級生の父親と協力して関連性を探っていく。テーマであるネット社会への警鐘や親子関係の希薄化は今更感だが事件そのものは面白かった。ただ、リストラされてオイラ探偵になる!とか言い出した同級生の父親はヤバイ。最終いい感じで家族が理解しちゃうのもヤバイ。マジヤバイ。2019/09/06

mihya

58
タイトルから想像していたより面白かった。 意外と柔軟性のある刑事たちや、探偵になりたいリストラ親父や、青春謳歌中の高校生たちといった登場人物が良い。あっという間に読み終わった。 20年前、当時からWEBの仕事をしていたので色々と懐かしかった。(今思えば大変だったなぁ…)2022/10/04

はつばあば

57
今野さんがネット情報に詳しい本を書かれるなんて❣。ビックリマークを幾つも重ねたい。ネットに疎い中年がリストラにあって探偵業を、高校生の子供がいる家庭とネットに堪能な同級生の恋を絡めての話で面白かった。これ結構昔の本なんですよね。私ももっとパソコンに堪能にならなくちゃ・・スマホも使えないなんて(^^;。2020/01/25

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