内容説明
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現在、「日本茶・宇治茶」の世界文化遺産への登録を目指した活動が行われ、少しずつですが再び日本茶への関心が高まっています。また、特に緑茶にはカテキンやテアニン、ビタミンCといった成分が多く含まれ、健康飲料として日本国内のみならず、世界各国でも関心が寄せられています。本書では、スウェーデン出身の日本茶インストラクター、ブレケル・オスカル氏の解説により、成分や効能、製法による種類、単一茶葉のシングルオリジン、全国の産地、煎茶や玉露などの種類ごとの淹れ方など、日本茶の魅力を幅広く紹介します。バイリンガルにより、『ランディー・チャネル宗榮のバイリンガル茶の湯BOOK』の姉妹編となる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
5
淡交社バイリンガルBOOK第2弾 鮮度感ある色と旨味の日本茶は世界で徐々に人気がでてきているそうだ この本は茶の品種・製造等専門的で難しい箇所もあるが、淹れ方の丁寧な解説ほか知りたい人には役立つ充実度 著者はスウェーデン出身で2010年岐阜大学へ留学しその後静岡県茶業研究センターで1年間学んだ本格派 1点私が気になったのは釜炒り茶を通例に従い pan-fired と訳されたこと 茶業では fired は仕上げ焙煎と聞く 正解は panned ではなかろうか 誤解の元であり再検討を希望したい 2018刊2018/12/06
beegirl
1
鹿児島の新茶を飲みましたがとても美味しかったです。本に書いてある内容を理解するとなおさら味わい深く感じました。それにしても日本の良さに気づくのはいつも外国の方からの目線。もっと自国の歴史や文化に自ら目を向けてその素晴らしさを語れるようになりたいと思います。2025/05/08
旦
0
純度の高い愛情が清らかで人をゆたかにさせる。一滴残らず学び出し尽くそうという淀みない水色のようなつよくやさしい意志。とうても励みになります2022/06/09
ういろう
0
端的に「日本茶とは」ということが読みやすく書かれており最高。一冊持っておきたくなる本。英語の勉強にも使えるところが尚良い。2019/04/08