内容説明
地域に暮らす一人ひとりが社会とつながりながら、自分らしい「わがまま」な人生をまっとうする。それを可能にする「地域包括ケア」の知恵を、長年地域医療に取り組んできた著者が紹介。すべての人を包み込み、ともに暮らすネットワークづくりのヒントがここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
okatake
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「おはよう21」の連載をまとめたものです。 「わがまま」に最期まで生活することができる地域をつくっていくために、今まで40年以上地域医療に携わってきた著者の提言。今、どの自治体でも必死に構築している地域包括ケアシステムづくりについて、著者の考えをまとめたものです。 章の終わりには、その内容をまとめた「地域づくりのポイント」が書かれており、それを読むだけでもこれからの地域づくりのヒントを得ることが出来ると思います。2017/10/16
hideko
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多様性のある仕組みが教育でも出来ないかな~と思う。 明るく、楽しく、多く人で!2017/10/19
ななまる
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文句なく良い本だった。自分の考えと合っていたことが大きいのかもしれないが。。。やや理想論的なところは感じるが、希望を持つといった意味ではそれもプラスなのかも。過去から現在までの流れがあってこその、この「わがまま」という考えなのではないかなと思う。自己決定の難しさと重要性を再認識できた気がした。2017/08/03
呑司 ゛クリケット“苅岡
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我がままは、自由につながることで、良い関係をつくれることが分かる。地域包括ケアが、そうあるべきと68歳の医師が地域医療に挑戦する話。医療と福祉は志が一緒なので、本来は差があってはいけないと思うのは私見です。2020/10/22
れいまん
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今、全国で展開している、地域包括支援センターのすべてがここに書いてある あるべき姿が明確になっている 実際に鎌田先生が、長野で実践していることがあります わたくしの母親もまず、地域包括支援センターからお世話になりました鎌田先生の愛ある行動にひたすら感謝です2020/09/23