内容説明
元東京地検特捜部長・宗像紀夫。
彼が明らかにした「極秘メモ」「日記」の数々‥‥
初めての著作!
---随所に捜査時のリアルタイムの日記も挿入。
臨場感あふれるノンフィクション回顧録
「冷たい表情の裁判官」「居丈高な検察官」「金儲け主義の弁護士」になるな‥‥
・江副浩正、田中角栄逮捕から日産ゴーン逮捕まで--
・地検特捜部の仕事は「世の中のドブさらい」「闇を照らす」のが仕事だ!
・村木事件等々、捜査が粗雑で、威圧的、権力的になった特捜は心配だ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
26
リクルート事件等懐かしささえ覚えてしまう事件のやり取りを明らかにしてくれました。この辺り読む価値ありです。「ロッキード秘録」が未読のため予約しようか?WACにしてはまともな本を出版したのかなと思います。ただやはり「モリカケ」に関しては説明不足な感が否めない。2021/09/18
Yunemo
21
リクルート、ロッキード、ダグラス・グラマン、それぞれの事件の真相が垣間見られて。何故次の段階へ踏み込めなかったのか、まだまだ記すことができない要素がたくさんあるのでしょうね。確かにゴーン会長の逮捕は衝撃でした。でもこれが巨悪といえるのかどうか。ほんとの意味での巨悪とは、政治の世界、闇の世界へ繋がるもの。いわゆるサンクチュアリの世界の存在。著者の活動を踏まえての過去の特捜の存在感、これが現在の特捜へのプレッシャーという見方、確かにと納得感。具体的になってほしくない裁判官、検察官、弁護士の性格、他の分野でも。2019/06/30
スプリント
7
鬼の特捜の活躍が描かれていますが、著者の現在の特捜に対する懸念点が印象に残ります。2019/06/22
東京には空がないというけれど・・・
6
ロッキード事件の最大の狙いは、トライスターではなくて、P3C対潜哨戒機をめぐる贈収賄事件であったこと。さらに、ダグラス・グラマン事件の狙いは、E2C早期警戒機をめぐる汚職であったこと。そして、それらは、闇の中に葬り去られてしまったことがわかった。吉永特捜部長は、後に、極秘資料をNHKの記者に託したこともわかった。それは、未解決事件の3部作で内容が描かれている。吉永検事は、日本の戦後の政治と黒幕の存在を、広く国民に知ってもらいたかったのではないだろうか。政治には右翼、暴力団、米国の圧力が存在することを。2022/06/07
papaya
2
特捜という仕事は、進め方によっては人の死を招く。プレッシャーもある。なかなか辛い職業だ。ロッキード事件は、名前しか知らない世代です。2020/03/14
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