内容説明
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複雑な波を単純な波に分解する技術。それは文明を陰から支える技術。一冊で、フーリエ変換の数学的基礎から多彩な実例までを学べる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
smatsu
5
涌井『高校生からわかるフーリエ解析』を読んでもわかった気がしなかったフーリエ変換だが、この本を読んだらやっと少し掴めた感じがした。フーリエ変換/解析とは要するに、分析対象の周期関数と各周波数での三角関数をそれぞれ関数ベクトルとみなして内積を取るということなのだ。内積を取るということは類似度を得るということであり、各周波数ごとに得られた「対象との類似度」を「周波数スペクトル」と呼んでいる。ただし内積を取ると言っても高校数学で見慣れた離散的なベクトルではなく、連続的な値なので数学的な操作としては積分になる。2024/08/30
の
3
計算こなして慣れる。2021/02/15
まえぞう
3
色んな関数を三角関数の無限級数として表すフーリエ級数から導かれるフーリエ変換。様々な波形を分解したり、逆に合成したりと、情報工学での応用に力を発揮します。難しい微積の話しははしょりつつ、実際の応用に進むので、解りやすさと、物足りなさが同居します。計算は煩雑なので、時間に余裕がある時に読むのがいいと思います。2019/05/12
pintarou
2
「仕事で必要になったけれど、忘れてしまった」くらいの既習者向けでしょう。導入部の寸劇や四則演算での計算など工夫はあるものの、初学者には無理。2024/01/09
takao
2
ふむ2019/05/23
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