内容説明
スパイダーマン、アイアンマン、ファンタスティック・フォー、X-MEN、ハルク、ドクター・ストレンジ……
世界中で人気のヒーローたちを数多く世に送り出したマーベル・コミックスの巨匠は何を考え、どう生きてきたのか。
10代で黎明期にあったコミック業界に入り、やがてアメコミ界のレジェンドになるまで、異能のクリエイターがたどった山あり谷ありの人生を、米国のエンタメビジネスの盛衰とともに描く。
個性あふれるヒーローたちの誕生秘話とともに、スタン・リーのキャリアに常に付きまとったトップとの確執や不透明なビジネス環境のもとで働き続けることへの葛藤など、語られざる苦悩にも光を当てた傑作評伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akito Yoshiue
11
公平な伝記。後半がやや駆け足な印象を受けるが、面白かった。訳注が付いていたらありがたかったかも。2019/02/19
koshiner3
8
マーベルの映画、アベンジャーズシリーズなどは大好きでよく観ていたが、その原作のコミックを生み出した、スタン・リーの伝記物語。各映画にカメオ出演していたそうなので、旧作を観るときには気をつけたい。マーベル映画の楽しみが増えた。2023/04/25
Hiroo Shimoda
6
マーベルのヒーロー達の生みの親の伝記。映画の大ヒットには関わってないのね。マーベルは映画でしか触れたことがないので、映画の大ヒットの背景のエピソードに期待していた。でもコミックを未読でも十分面白い。2019/08/01
ゆー
4
スタン・リーのあり方を描いた本。 エンドゲーム後で読んだがとても感動した。 あれだけの作品がなぜ生み出されたのかわかる。 これを読んでもう一度、アベンジャーズシリーズを見直したくなった。2019/09/27
gibbelin
4
コミック規制に狼男や吸血鬼もあったんか・・2019/04/01