超AI入門 ディープラーニングはどこまで進化するのか

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超AI入門 ディープラーニングはどこまで進化するのか

  • ISBN:9784140817711

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内容説明

AIもかなわない、赤ちゃんの学習プロセスとは? 
AIが感情を獲得できない本当の理由とは? 
AIと脳の根本的な違いとは? 

人間のパターン認識をもとに開発されたディープラーニングは、現在、どこまで進化しているのか。AIの仕組みや可能性についてやさしく解説しながら、人間の認知の本質、そして「人間とは何か」という問いに迫る。

ジェフリー・ヒントン(Google)、ヤン・ルカン(Facebook人工知能研究所)、2人のトップ研究者のインタビューも収載。大きな反響を集めたEテレ人気シリーズ「人間ってナンだ? 超AI入門」のエッセンスをこの1冊で!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田健雄

37
なんか、軽い本でも読もうかと思い、手に取ったが、なんとなく重厚感があった。AIの研究は知識とは何かに行き着くんだ。勉強になりました。2019/06/16

21
興味が尽きない分野です。2019.02.252019/06/25

チャー

16
AIの基本的な考え方をわかりやすくまとめた本。人が思考する仕組みと機械がそうする手法の違いについて参考になった。チューリングテストに合格することと、物事を理解していることは全く異なるという視点は大変興味深い。もっともらしい答えを返しているからと言って、機械が質問内容そのものを理解しているかどうかは別。返ってきた答えが納得でき満足したら使えるということと、システムが意図を正しく理解していることは違うという見方は重要。一方で、会話の齟齬はどんな場面でも生じるが、機械のそれとの違いについて考えさせられる。2023/08/20

kaze

14
AIと人間との違いは、身体性や感覚。人間の子供が学習(習得)することをAIに教えるのは非常に困難。人間の知性は知覚運動系の処理の上に、記号系処理がのっている「二階建て」。なるほど。松尾先生はAIを応用する分野として食品産業、農業、建設をあげている。少子化による人手不足がAIによって解決すると良いのにね。2022/07/04

チャー

13
AIに関する技術について現代の技術と今後の可能性について紹介した本。機械学習や深層学習について詳しく説明している。答えを与えて学習させる方法や会話としてそれらしくなり立たせる仕組みなど、社会で利用が始まっている原理が示されており興味深い。将棋やチェスでなど限られたルールの中では既に人を超えているが、恐怖や快楽などの本能や痛みや疲労といった感覚を機械が獲得することは難しく、人の代替とはなることは困難であるという認識を得た。脳と考える仕組みも重要だが、身体が知性を成り立たせるという面についてなるほどと感じた。2021/04/30

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