電撃文庫<br> おねだりエルフ弟子と凄腕鍛冶屋の日常

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電撃文庫
おねだりエルフ弟子と凄腕鍛冶屋の日常

  • 著者名:松山剛【著者】/オウカ【イラスト】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • KADOKAWA(2019/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049125115

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内容説明

「お師(し)さま、そろそろお疲れではありませんか? 私が癒して差し上げますよ~?」
『全ての金属の街』アル・メタリア。近郊の森や洞窟には多くの素材を出す金属外殻獣が棲み、それらを狩って一攫千金を目指す冒険者がたむろする。
 その街で『最高職人』として名声を高めていた男・フィーゴのもとに転がり込んできたのは、金属……ともすれば人の文明とすら縁遠い、エルフ族の少女だった。
 妙にフィーゴに対して「ぐいぐいくる」その少女の名はルミア。果たして彼女は、何のためにこの街へ――?
「そんなことよりおしさま、ルミアと楽しいことしましょ?」
 弟子のおねだりを華麗に受け流しつつ、今日も最高職人フィーゴの仕事が始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

44
全身が金属で出来た魔獣が闊歩し、彼らの金属素材を加工する鍛冶師が活躍する世界を舞台に、世界最高峰の鍛冶師の一人フィーゴと、彼の事が大好き過ぎる鍛冶師見習いのエルフ・ルミアが紡ぐ鍛冶ファンタジー。金属の「音」を聞いて特定の金属の含有量を解析したり、魔獣や敵の武器の急所を的確に破壊する万能鍛冶師フィーゴと、お師匠様LOVEを貫きながらも金属の「声」を聞く才覚を秘めたルミアが店に持ち込まれる様々な金属や金属の街の人々と紡ぐ物語が面白く、なんやかんやで弟子に甘いフィーゴと一途すぎなルミアをもっと見ていたいです。2020/04/19

まりも

37
最高の称号を持つ若き鍛治職人と自称嫁な弟子のエルフ少女による騒がしくも賑やかな日々を描いたファンタジーここに開幕。まるで田舎に帰った時のような安心感。素朴かつ安心安定のクオリティだ。ギャグコメテイストの松山作品よりも、切なくもあたたかい所謂泣き系の方が好きだが、今作はそんな自分でも楽しめた。ヒロインルミアは最初はただウザいだけのキャラだったが、そんな彼女の個性を上手いこと調理し、ラストに繋がた技量の高さは流石。ただ伏線回収が全て成された訳ではないので消化不良感が否めないのも確かか。続刊あるのだろうか。2019/04/14

よっち

35
全ての金属の街アル・メタリアで最高職人として名声を高めていた男・フィーゴと、嫁を自称するエルフの弟子・ルミアの日々を描く物語。フィーゴの元を訪れる様々な客たちと、ぐいぐいアプローチするけど訳ありっぽいルミア、二人に絡む彼女に仕えるマグネやフィーゴの幼馴染・セレス。ドタバタ劇めいた展開をびしっと締める最高職人・フィーゴの存在と、だんだんクローズアップされてゆくルミアの謎が効いていて、そのあり方を問われたルミアの覚悟はなかなか良かったですが、回収されない伏線に気になる結末と、これ続刊に期待して良いんですよね?2019/04/11

まっさん

26
★★★ うーん…正直可もなく不可もなくといった印象。他の人の感想でも見かけたけどメインヒロインであるルミアがかなり構ってちゃんなウザ可愛いキャラなのでそこに合うか合わないかでだいぶ評価が分かれそう。個人的にはこういったヒロインはむしろ大好物なので中盤辺りまでの緩いスローライフ部分は楽しめたもののそれ以降のいわゆるシリアスパートが盛り上がりに欠けて地味に感じてしまった。作中で強敵とされている牙神龍もその脅威があまり伝わってこずただ他のモンスターより硬いだけ…?くらいの印象しか持てずに話に入り込めなかった2019/04/15

中性色

25
カンコンキン。前に読んだことのある機械執事みたいな感じで、結構細かい話を繋げるタイプの話。だからか、初期の3作品とかと比べるとちょっとチープさが滲み出てるような。それに関しては作者によって得手不得手はあろうが、この人はしっかり軸を作った方がよさそうなのかな。しかしこれ続く作り方してるのかね2019/04/19

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