内容説明
今から30年後、分断と対立がさらに進む世界の中で、日本が生き残るための選択肢はあるのか? アメリカ、中国、欧州の最新情勢と世界各国の最先端知識人への取材から導き出す、大胆な高城流未来予測!
目次
はじめに
第1章 宇宙変動がもたらす人類の危機
第2章 世界はどうなっていくのか
第3章 日本がEUに加盟する日
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
8
「分断した世界」の続編。今後30年間の未来予測を試みる。政治・経済情勢はさもありなん、と思うこともある。しかし、人口爆発と気候変動により地球に住めなくなった人類は地球外への移住を目指す、とか、科学技術の発達により不老不死を手に入れた人類はホモ・サピエンスから「ホモ・オプティマス」に進化する、という「Human3.0」の考察は行き過ぎの感が否めない。リアルな世界からSFの世界に一気に相転移していて、やや残念な印象である。2019/05/02
Yuji Hamano
5
地球規模の大きなうねりを意識する機会を与えてくれた。確かに地球の環境を無視して栄枯盛衰を語ることは難しいし、社会的な出来事も自分の視野にはいる、ここ数十年のことしか考えてないことを自覚した。2019/05/14
mochizo
3
最後の件の日本がEUと組むかは定かではありませんが、途中までは中々興味深く読めました。特に日本とインドの関係は、アメリカを軸に考えると理解できますね。お試しに読んでみていい本です。2019/06/14
Gabachom
2
EUに加盟することが解になるのか、詰めが甘いようです。
美東
2
宇山卓栄著「日本の今の問題は、すでに{世界史}が解決している。」 https://bookmeter.com/books/9054308 に引き続き、本書を読んだが、こちらのほうが圧倒的に読みごたえがあった。とはいえ、日本がEUに加盟しても問題は解決しそうにない...2019/07/15