シンプルな方法で学校は変わる 自分たちに合ったやり方を見つけて学校に変化を起こそう

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シンプルな方法で学校は変わる 自分たちに合ったやり方を見つけて学校に変化を起こそう

  • ISBN:9784840307406

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内容説明

新学習指導要領の実施、大学入試新テストの導入、教員の働き方改革など、いま学校は大きな課題を抱え、変化が求められています。
この本では、小中高の先生をはじめ教育委員会や省庁、大学などの教育関係者、保護者や地域社会を担う人たちに向けて、学校や教育の危機を救うために一人ひとりが具体的にできる様々な処方箋をお伝えします。

「パート1 今すぐできる学校改革の具体例」では、まず大人の学びを変えることを提案し、とくに従来の「研修」を活性化する方法を紹介します。
さらに情報交換や意思決定、授業改善、評価、保護者との関係づくり、制度や仕組みの変え方などの課題に対して、すぐにできる実践的な方法を具体的に提案していきます。
「パート2 なかなか変わらない学校をどう変える?」は「パート1」の実践に対応する理論編として、なぜ学校が変わる必要があるのか、変われない7つの要因、変わるための7つの方法を紹介しています。
この本では、理論と実践に裏付けられた学校を変える様々な方法を紹介しています。
手にとっていただければ自分に合ったやり方をきっと見つけられるでしょう。

本書は『効果10倍の〈学び〉の技法』(PHP新書、2007年)を増補改訂の上、理論編といえる「パート2 なかなか変わらない学校をどう変える」を新たに加えて刊行しました。

主な内容は次のとおりです。
パート1 今すぐできる学校改革の具体例
第1章 まずは大人の学びを変えよう 従来の「研修」からの脱却
第2章 こんなにシンプルな方法で、大人の学びは変わる 情報交換・コミュニケーション・意思決定の仕方を変える
第3章 やっぱり変えるのは授業から 子ども主体の学びへ
第4章 評価が変わると授業が変わる、学校が変わる!
第5章 保護者が変える、保護者と変える
第6章 制度・仕組み・ハードを変える
パート2 なかなか変わらない学校をどう変える?
第7章 なぜ変わる必要があるのか?
第8章 なぜ変わら(れ)ないのか?
第9章 変わるのに必要な七つの方法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BECCHI

4
本当にワクワクするようなアイデアが詰まった本だ!学校や学年、クラスを変えていくために必要なことは教師が学ぶことだ。というのはわかっていたが、変えていくためにどんなアイデアがあるか具体的な方法についてはあまりまとまった本がなかったように思う。(自分が出会えなかった)これでもかというくらい方法や考えが載っているので、一つか二つ選んでやってみるというやる気が湧く本になっていると思う。おしゃべりノート、保護者に学校教育に参加してもらう。教員同士のコミュニケーション量を増やすために、ブッククラブもしていきたい。2019/05/02

UP

3
今いる学校を変えるのは他の誰でもなくあなた、ということを上からではなく、横から、斜めから勇気付けてくれる学校変革のためのヒント集。授業なのか、学校文化なのか、変えたいことがあっても変えられないともがきTwitter等に愚痴をこぼす前に読むべき本。こう言うと感じが悪く聞こえるだろうけど、ただでさえ優秀な人が教員にならない時代に、身内への罵詈雑言を公共空間にぶちまけても「教員」という仕事の魅力が低下するだけ。全国で疲弊する先生方に勇気を与えてくれる一冊。小学校の方が使えそう。さあ、ファーストペンギンになろう。2019/10/25

どこかの国語教師

2
2019年19冊目。学校はなかなか変わらない。前例踏襲。学級王国の存在(=教員間の連携不足)。減らない行事と業務。一歩を踏み出せない管理職。ああ、もっと授業をちゃんと研究しなきゃ。そのために、授業とその準備以外の業務をどう削減するか・改善していくか。2019/07/21

mi78621

2
働き方改革の追い風もあり少しずつ学校が変わり始めていることを感じるが、いかんせん大きな仕組みを崩すことは簡単ではない。自分のはじめの一歩から、教育は変わる。シンパシーを感じてくれるであろう数人の同僚に声をかけて、授業改善に向けた取り組みを始めたり本書を紹介したりしようと思う。2019/05/02

Ta

1
学校が、いまのままで良いはずがない。変わろうとしなければ、どんどん悪化する。変わるための方策を、真摯に提案している良書。2019/08/11

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