マイナビ将棋BOOKS<br> 振り飛車の新機軸! 初手▲7八飛戦法

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振り飛車の新機軸! 初手▲7八飛戦法

  • 著者名:門倉啓太
  • 価格 ¥1,524(本体¥1,386)
  • マイナビ出版(2019/04発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839968229

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内容説明

先手になれば使える新・振り飛車戦法

「ある対局の前日、作戦に苦慮していました。夜、布団に入ってからもあれこれ考えていたのですが、そんなときふと『初手▲7八飛』を思いついたのです」(まえがきより)


先手番になり、最初の1手を指しただけで使える戦法。それが「初手▲7八飛戦法」です。
この画期的な作戦は門倉啓太五段が編み出したものですが、はじめは門倉五段以外に使う棋士はいませんでした。そこから作戦の優秀性が徐々に認知されるに連れて、久保利明王将をはじめとするトップ棋士も採用するようになり、今では振り飛車党の一つの有力な選択肢として定着しています。

しかし、▲7六歩~▲7八飛とするのに比べて、先に▲7八飛とするメリットはどこにあるのでしょうか?

初手▲7八飛の将棋をよく見るようになったなぁと思いつつ、その真意はよくわからない、という方は多いのではないでしょうか?

門倉五段は初手▲7八飛には3つのメリットがあるといいます。

(1)角道を開けたまま戦えること
(2)相振り飛車で主導権を握れること
(3)絶対に早石田ができること

以上です。

すべてに共通することは決して守勢にならず、常に積極的に戦えるということです。

では、初手に▲7八飛とするとなぜこのような3つのメリットが生じるのでしょうか?

それを詳しく解説したのが本書です。

この本で初手▲7八飛戦法をマスターして、ぜひ相手をアッと言わせてください。

◆著者:
門倉啓太(かどくら・けいた)
1987年6月3日生まれ。東京都豊島区出身
2000年9月、6級で石田和雄九段門
2011年4月1日 四段
2016年11月17日 五段
奨励会三段リーグ在籍時に、NHK杯テレビ将棋トーナメントで記録・秒読み係を務める。新戦法を作ることを目標に、初手▲7八飛や2手目△3二飛と指す、意欲的な振り飛車党。2016年度第75期順位戦でC級1組に昇級。
著書に「角交換四間飛車 最新ガイド」「角交換四間飛車 徹底ガイド」「振り飛車はどこに行くのか? プロが教える全振り飛車の定跡最先端」(マイナビ出版)がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

9
初手▲7八飛戦法(初手・三間飛車)の棋書。 初手にいきなり▲7八飛とこの戦法、角道を開けたまま戦える(いきなり角交換されるのを防ぐ)、なので相ぶりで主導権を握れる、絶対に早石田にできる、というメリットがあるという。升田式石田流の出だしより三間飛車に適した戦法なのだろうか(詳しくはわからんけど) 角道を止めない三間飛車ばりが載っていて、結構「新鬼殺し」に合流するので、「新鬼殺し」も勉強した方がよさげ2021/04/30

こまごめ

2
この本の主旨としては角交換の攻撃的な作戦の変化を書いていますが、ノーマル三間飛車にも合流出来るので奇策にみえて実は先手として優秀な指し方だと思います。 後手番角交換四間飛車の変化と合流する場合もあるので古森先生の角交換四間飛車の本を読むとかなりいい感じです。 相振り飛車の変化ものっていてお得感あります。角交換相振り飛車は受け方知らないと破壊力あって勝ち星とれます。2022/05/30

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