文春文庫<br> 小林カツ代伝 私が死んでもレシピは残る

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文春文庫
小林カツ代伝 私が死んでもレシピは残る

  • 著者名:中原一歩【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 文藝春秋(2019/04発売)
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  • ISBN:9784167912666

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内容説明

伝説の「肉じゃが」「わが道をゆくワンタン」「黒豆」……没後5年を経た今も愛され、つくり続けられるのはなぜか。戦後を代表する料理研究家・小林カツ代。「家庭料理のカリスマ」と称された天性の舌は、どのように培われたのか。レシピ付き傑作評伝。
解説・山本益博

「小林カツ代という人は天才でした。紀元前、紀元後ではありませんが、カツ代前、カツ代後という言葉があってもおかしくない」(本文より)。

【目次より】
第一章 料理の鉄人
第二章 小林カツ代の家庭料理とは何か?
第三章 大阪大空襲
第四章 カツ代を育てたミナミの味
第五章 料理研究科・小林カツ代誕生
第六章 母として、女としての葛藤
第七章 天命

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mahiro

11
子育ての時代小林カツ代さんの本には随分おせわになった。私も料理やお菓子を作るのは大好きだったが「手間は省いても手は抜かない」ケーキや料理は目からウロコだった。本書はカツ代さんの生い立ちや生涯について多くのページを割いているが、本当に立ち止まる事をせずひたすら前を切り拓いて前進する 人生だったが家庭生活には疑問を感じる、元ご夫君には同情するなあ… 2019/06/25

量甘

11
昭和から平成の時代を駆け抜けた料理研究家・小林カツ代さんの味の原点から、歩んでこられた人生について語られている。『興味を持つ。知識を得る。行動に移す。世界が広がる』、を実行し続けた熱量の高さに圧倒されてしまった。表紙のお写真が懐かしく思い出される。何度も作って覚えた、いくつかのレシピをこれからも大切にしていきたい。2019/04/21

むさみか

5
お嬢さん時代はまったく料理をしたことなく その反面 美味しいものを食べなれていたため 自分の不味い料理に絶望して 料理の腕を上げたというのがすごい そのために小林先生の料理は 非常に合理的で ただの手抜きじゃない 美味しくなるポイントには ちゃんと手をかけている そして 調味料を細かくしないことで 各家庭の味が出るというのが味噌 2020/10/26

読書熊

5
引き込まれた。小林カツ代さんの人生とともに、筆者の語り、そして小林さんへの深い愛情と確かな取材に引き込まれた。時代を切り開く人は、向こう傷を受けてしまうものなんだろう。それでも、料理を愛し続けた小林さんの生き方に深い感銘を受けました。2020/01/15

モビエイト

4
小林カツ代さん、たくさんのレシピを開発し、料理を身近な物にした先駆者。働く女性の為に時短料理を作ったり、突然アメリカに留学したり、行動力のある人だったのだと思いました。 小林カツ代さんのレシピは不滅です。2019/05/03

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