朝日文庫<br> どんなに弱くても人は自由に働ける

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朝日文庫
どんなに弱くても人は自由に働ける

  • ISBN:9784022619570

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内容説明

うつ病で寝たきり状態になった僕は「世界を旅したい」と立ち上がり、離島の旅館、あいりん地区でさまざまな人と出会う──ベストセラー『ビリギャル』を生んだ実話物語サイト「STORYS.JP」で320万人が共感した「働く意味」に気づく感動の実話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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7
この本から出来ない事に焦点を当てるのではなく、自分が出来る事に焦点を当て、その出来る事を深掘りし幅を広げる事で自分の新たな可能性が生まれると感じた。まず自分を知る事。自分の理想のライフスタイル、仕事は何か?どんな物を持っていて何ができるのか、そして何ができないか。その上でその理想のライフスタイルを実現するために何ができ、何をしたいかを考え実行する。考え方は先日読んだブレインプログラミングに似ていると感じる。まずは理想のライフスタイルとは?から再考したい。2019/06/10

たか

7
 鬱を経験されて立ち直り今は、バリバリ働いて成功された方の自伝。人生は紆余曲折だと思うけど諦めない気持ちとヒトとの出会いが大事だと思った。2019/03/07

きゆう

5
鬱で働けなくなった著者が、自分に合った働き方を目指し、試行錯誤を繰り返して実現するまでの物語。 とにかく著者の背水の陣ともいえるような思い切った行動、自分を逃げられなくするような追い込みには驚愕だった。 こんな風に出来たらって想像する一方で、自分を追い込んだ結果大失敗した経験があるんで、私には別の方法が向いているってことくらいは分かる。普通の人が自分を誤魔化して妥協できるものに対して、違うって思う人には爆発する火種があると思う。著者みたいにそれを爆発させて新しい道を切り開く人は凄い。それは強さだと思う。2021/06/06

ドルーク

5
自殺未遂をして、引きこもって、旅館で住み込みで働いて、あいりん地区にこもってアフィリエイトでの自由な生計を試みて。特にあいりん地区に入ってからは著者の意思の強さを感じた。圧倒的な無力感と孤独、なくなっていく生活費のカウントダウン、絶望的なまでの時給換算した自分の稼ぎ。食べるものや寝るところにも困れば、人はうつにならず、生きたいと思うはず。逆に昭和末以降くらいの生まれの人たちは小さい頃から与えられすぎている。「充実感のない仕事だけはしたらアカン」あいりん地区の元ヤクザからの教え。【コメントへ続く】2019/11/10

paluko

3
著者は難民支援のNGO法人で働いていたが2年めでウツになり自殺未遂の後、実家で数ヶ月ほぼ寝たきりの日々を送る。父から廃車寸前のワゴン車を譲り受け、ベースギターを弾きながら車中泊放浪生活4ヶ月→交通事故→住み込みのリゾートバイトでとりあえず金を作る→あいりん地区に安アパートを借りてひたすら携帯用アフィリサイト作りに専念(まるで大山倍達の山ごもり修行のよう)。現在は「パワートラベラー」として活動中。ウツ発症する人にありがちなポテンシャルの高さと、集中したときの底力の凄さを感じる。 2020/07/17

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